VAIO最上位にして、ハイエンドモバイルの大本命!
第13世代Core搭載だけじゃない!? Teamsと相性抜群の新「VAIO SX14」
WindowsとiPhoneがつながるようになるインテル Unison
スマホとの連携を可能とした「インテル Unison」に対応した。Windows 11ではこれまで、Androidスマホと連携する機能はあったが、iPhoneとは連携できなかった。それが、PC側とスマホ側それぞれにアプリをインストールすることで、ファイル転送をしたり、通話やメッセージのやりとり、スマホへの通知をPC側でも表示できるようになる。
個人的には、iPhoneユーザーなのでスマホへの通知をPC上でも見られたり、写真をPCへ転送する面倒さが一気に改善されるから非常にありがたい。インテル Evoに準拠したマシンでも、現状一部の機種だけのようなので、この機能が利用できることは生産性のアップにもつながるはずだ。
オンラインコミュニケーションの向上
前モデルでも、コロナ禍で浸透したWeb会議において、より快適に行えるようAIノイズキャンセリング機能を搭載したり、カメラの補正機能を充実させてきたが、今回の新モデルでもカメラ機能の改善を行なっている。
まずは、カメラモジュールにおけるノイズ除去プロセスがSNR(Spatial Noise Reduction)からTNR(Temporal Noise Reduction)に変更された。これにより、前後のフレームを確認してノイズ除去することで、鮮明さを失うことなく色再現性の向上にもつながっている。実際使ってみると、色味が以前よりよくなった印象だ。
また、「VAIOの設定」アプリのカメラ設定に「美肌」モードが搭載された。3段階のレベル調整ができ、肌がのっぺりした強いぼかしではないので、違和感なく相手への印象をアップできるだろう。
もう1つ、モバイル環境でオンラインコミュニケーションをより長く利用できるよう、バッテリー節約設定が新たに追加された。Web会議は意外とバッテリーを消費するため、外出先で電源接続せずに行なっていると、バッテリーが持つか不安になる。
そこで、消費電力を抑えるべくCPUのパフォーマンスをVAIO独自方式で制限。輝度を抑え、CPUとファンの設定を「静かさ優先」にすることで、TeamsによるWeb会議を実施したときに公称で10%ほど消費電力の低減を確認しているという。そうなれば、より長くモバイルで作業できることになり、ちょっとした時間の延長なら対応できるだろう。