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iPhoneに届いた着信や通知を「Windows 11搭載PCでチェック」する方法

2023年06月26日 09時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII.jp

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「スマートフォン連携」アプリを起動し、「iPhone」をクリック

とうとうスマートフォン連携がiOSに対応!

 Windowsの「スマートフォン連携」がアップデートし、電話の発着信やiMessageの送受信に対応した。メイン端末がiPhoneの筆者としては、待ちに待ったアップデートだ。

QRコードが表示されたら、iPhoneで読み込む

 アプリを起動すると、iPhoneを選べるようになっており、表示されるQRコードを「Windows にリンク」アプリで読み込むことで、ペアリングと接続が可能になる。

「カメラ」アプリで読み込むと「Windowsにリンク」アプリで開くように促される

「Windowsにリンク」アプリがない場合は、インストール画面が開く

「Windowsにリンク」アプリでQRコードを読み込む

 PCとiPhoneの画面にペアリングするかどうかの確認ダイアログが開く。Windows側に表示されているコードがiPhoneにも表示されているか確認し、同じであれば「ペアリング」をタップ/クリックする。

PCとiPhoneに同じコードが表示されていることを確認し、「ペアリング」をタップ/クリックする

 ペアリングが完了したら、iPhoneの「設定」から「Bluetooth」→「PC名」を開き、「通知を表示」と「連絡先を同期」のスイッチをオンにすれば準備完了だ。

ペアリングが完了した

Bluetooth接続の設定画面で、「通知を表示」と「連絡先を同期」をオンにする

 Windows 11で、iPhoneの電話を発着信できるのは便利。PC作業中に電話が来ても、スマホに手を伸ばす必要がなく、装着しているヘッドセットで会話できるのだ。

Windows 11でiPhoneを経由して電話の発着信が可能になった

 iMessageもやり取りできる。グループメッセージに返信できなかったり、画像や動画を添付できないという課題はあるが、1対1なら問題なし。PCのキーボードでやり取りできるのは楽だ。

iMessageをWindows 11で送受信できるのはありがたい

 使いづらいと感じたのは、アプリを起動していないときの履歴を読み込まないところ。さらなるブラッシュアップを期待したい。

 また、スマホの通知もアプリ上に表示される。iPhoneを開かなくても重要な通知をPC上でチェックできるのは、見逃し防止になるかもしれない。

iPhoneの通知もWindows 11上で確認できるのが便利

 まだAndroid連携ほどの機能はないが、電話の発着信とiMessageの送受信ができるだけでも、随分、便利になる。iPhoneユーザーの皆さんもぜひ試してほしい。

 

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