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新種の猛獣が爆誕! プジョーの新型「408」はセダンからファストバックのSUVへ!

2023年06月22日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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プジョー/408(写真はPHEV仕様で629万円)

 ステランティスジャパンは20日、プジョーの最新モデル「408」のジャパンプレミアを実施。7月1日より販売を開始する。価格は429万円から。

セダンからファストバックSUVへの大胆な転身

プジョー/408(写真はガソリンエンジン仕様で受注生産のAllureグレードで429万円)

全長1850mm、全高1500mmながら、最低地上高は170mm

 プジョーの400番台シリーズは、終戦直後の1955年から続く、同社の上級セダンとして親しまれてきた。だが新型408は、セダン、ステーションワゴン、SUVを融合させたファストバックという、今までの自動車業界ではあまり見かけないスタイルで誕生した。ボディーサイズは全長4700×全幅1850×全高1500mm、ホイールベース2790mmと、Dセグメントの入口といったところ。注目すべきは最低地上高170mmと高めなのに対して全高1500mmと立体駐車場を選ばないところ。「SUVらしいアイポイントの高さに、使いやすさをプラスした」というパッケージに仕上げられている。

ライオンの牙を想起させるフロントマスク

 センターにライオンエンブレムを配した大型フレームレスグリルが特徴的なのと、最新の薄型マトリクスLEDヘッドランプ、そしてライオンの牙をモチーフにしたLEDデイタイムライニングライトによるフロントマスクは、かなり個性的。サイドラインに目を移すと直線基調で複雑なプレスラインも印象的。ホリが深く、光の反射により色彩と陰影が複雑に変化する。ホイールは19インチと大径で、ホイールアーチを設けることで力強さをさらに高めている。

 ラゲッジルームは5名乗車時で536L。後席を倒すと最大1611Lという大容量を実現。12Vのアクセサリーソケットも用意されている。

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