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米国発の新スマホメーカー「Orbic」が日本上陸! エントリークラスのスマホ&タブ発売

2023年06月01日 13時10分更新

文● ASCII

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 米国発のモバイルデバイスブランド「Orbic」が、日本法人Japan Orbicを設立。国内市場に参入する。

4Gスマートフォン「Fun+ 4G」

8型タブレット「TAB8 4G」

Japan Orbicの社長はモトローラの日本法人トップを務めていたダニー・アダモポウロス氏。国内でのモバイル端末ビジネスにも実績があるメンバーが加わっており、本気度を感じさせる

 Orbicの創業は2006年で、本社をニューヨーク州ロングアイランドに置く。スマートフォンのほか、タブレット、Wi-Fiルーター、ノートPC、クラウドサービスなどのフルラインアップを持つ。スマートフォンについては、2019年に米国の主要キャリアであるベライゾン向けに4G端末を提供したのが契機となり、現在ではミリ波対応の5G端末もリリース。その後は、米国でT-MobileやUS Cellular、さらにプエルトリコ、オーストラリア、ニュージーランド、インドと海外展開も加速。今回日本市場への参入となる。

ベライゾンへの端末提供から成長軌道に

 自社で製品設計をしている点もアピールしており、ODMによって作られた端末にシールを貼っているだけではないと強調。開発拠点は米国、台湾、インドに持ち、ソフトウェアはインドで、製品の生産は一部で中国も残っているものの、現在はインドが中心とのことだ。

製品は米国、台湾、インドで設計している

資料には「Designed in the USA Made in India」と記されている

 投入される製品は、スマートフォンが4Gモデルの「Fun+ 4G」(2万4800円)、タブレットは8型の「TAB8 4G」(2万7800円)と教育市場向けで堅牢性重視&ペン対応の「TAB10R 4G」(3万9800円)、完全ワイヤレスイヤホンの「Orbic Ear Buds」(4800円)。価格帯からもわかるようにいずれもエントリークラスの製品となっている(価格はすべて予想価格)。

 Fun+ 4Gの主なスペックは6.09型液晶(720×1560)、Snapdragon 680、4GBメモリー、64GBストレージ(microSD対応)、16メガ+2メガカメラ(イン8メガ)、4000mAhバッテリー、IP54の防滴防塵、Android 12など。nanoSIM×2のデュアルSIM対応で、国内キャリア向けのプラチナバンドもサポートする。本体サイズは約73.6×161.8×9.83mm、重量は約192g。カラバリはブルーとホワイト。

 TAB8 4Gは8型液晶(800×1280)、Snapdragon 680、3GBメモリー、32GBストレージ(microSD対応)、13メガカメラ(イン5メガ)、4300mAhバッテリー、IP52、Android 12など。4Gのモバイル通信対応。本体サイズは約128×205.8×9.25mm、重量は約416g。カラバリはブラック。

 TAB10R 4Gは10.1型液晶(1280×800)、Snapdragon 680、4GBメモリー、64GBストレージ(microSD対応)、13メガカメラ(イン8メガ)、6000mAhバッテリー、IP65の防水防塵にMil-STD 810相当の堅牢性対応、Android 12など。4Gのモバイル通信対応。本体サイズは約260×173.6×9.6mm、重量は約690g。カラバリはブラック。

 

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