フレームレートへの影響を確認する
続けてフレームレートの影響をみていこう。ゲームタイトルは「エーペックスレジェンズ」、「FORSPOKEN」、「アトミック ハート」、「F1 22」を用意した。WQHD解像度、最高画質を選び、内蔵ベンチマークと「CapFrameX」を使ってフレームレートを計測している。
ゲームタイトルで、フレームレートの計測は異なるが、いずれも数fpsという誤差の範疇で、接続方法の違いと言える明確な差は、確認できなかった。
フレームレート上限が60fpsのため、計測に使わなかったが、実際に「ELDEN RING」をプレイしてみた。広大なマップを霊馬に乗って20分程度移動すると、USB4/Thunderbolt 4接続は問題なかったが、USB 3.2 Gen2接続時はわずかにカクつくように感じた。とは言え、プレイ中にフレームレートに気になる低下はなかった。
USB4/Thunderbolt 4接続対応のNVMeエンクロージャーをゲームデータのインストール先に使って、ゲーミングノートPCの容量不足を解消するのは、十分ありだろう。
「Steam」にあるゲームなら、ゲームデータの移動も簡単なので、主にプレイするゲームをメインストレージに、たまにプレイするゲームは、USB4/Thunderbolt 4対応外付けストレージに保存するといった使い分けも楽なので、おすすめだ。