ツイッターは5月3日、気象警報や交通情報、緊急情報など公益性の高い情報を発信するアカウント向けにAPIを無料で提供すると発表した。
One of the most important use cases for the Twitter API has always been public utility. Verified gov or publicly owned services who tweet weather alerts, transport updates and emergency notifications may use the API, for these critical purposes, for free.
— Twitter Dev (@TwitterDev) May 2, 2023
対象は同社の認証を受けた政府または公営サービスのアカウントで、民間企業や個人のアカウントからは利用できない。
同社は3月30日からAPIの提供内容を刷新。無料APIのツイート数を月1500回に制限している。
ツイート回数の制限は悪質なbotアカウントの排除が目的とされているが、災害情報などを自動ツイートしていた一部のアカウントでは、実際の災害発生時に制限回数を超え、情報を発信できなくなる可能性が指摘されていた。
なお、今回提供が発表されたAPIについては、ツイートの制限回数など詳細な仕様は明かされていない。