Slackは5月4日、「ChatGPT」などの生成AIをコミュニケーションツール「Slack」に統合できる「Slack GPT」を発表した。
OpenAIのChatGPTやAnthropicの「Claude」といったパートナーが作成したアプリを利用するか、独自のカスタム統合を選択するかに関わらず、選択した生成AIをSlackの機能として組み込むことが可能。
たとえば生成AIを自動化プロセスの一部として機能させることで、新しい見込み客を発見した際、Slackに組み込んだChatGPTが顧客の情報をチェックしたり、顧客ごとにカスタマイズされた専用のメールの下書きを自動出力するといった使い方ができるようになる。
5月8日現在、Slack GPTの関連機能では「Claude app for Slack」がベータ版として公開中。「ChatGPT app for Slack」も先行利用の希望者向けにウェイティングリスト登録を受け付けている。
自動化プロセスに生成AIを組み込む機能は開発中で、2023年夏の公開予定だ。