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「COSMOS C700M」採用の超ハイエンドBTOPC「ZEFT R42WX」のゲーム性能をチェック

4K&高FPSを最高設定で! Ryzen 9とRTX 4090の最強PCを12万円引きで買うチャンスだ

2023年04月29日 12時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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「ZEFT R42WX」

 パソコンショップSEVENが販売する「ZEFT R42WX」は、Ryzen 9 7950XとGeForce RTX 4090を、Cooler Masterのフルタワーケース「COSMOS C700M」に搭載。高負荷なAAAタイトルのゲームを4K解像度で、何の心配もなく超快適にゲーム配信をしたい、研究や3DCGといった高負荷な作業を安定したパフォーマンスで行ないたいという人には最適な1台となっている。

 価格は4月28日現在、セール価格でなんと12万円引きの72万4780円からとなっている。12万円引きでも72万円台というハイエンドなマシンではあるものの、そのぶん超高性能も期待できる。前回はZEFT R42WXの仕様や外観についてチェックしたが、今回はベンチマークや実ゲームプレイで、性能をチェックしていこう。

ZEFT R42WX
https://pc-seven.co.jp/spc/18423.html
65万9800円(税別)、72万5780円(税込)、4月28日現在

試用機の主なスペック
CPU Ryzen 9 7950X(4.5GHz~最大5.7GHz)、16コア/32スレッド
CPUクーラー CoolerMaster PL360 FLUX
グラフィックス ZOTAC Gaming GeForce RTX4090 Trinity OC
メモリー Crucial DDR5-4800 32GB (16GBx2)
ストレージ Samsung 980 PRO 1TB、Crucial MX500 2TB
PCケース CoolerMaster COSMOS C700M
内蔵ドライブ Blu-ray・DVDスーパーマルチドライブ「BH16NS58 ブラック」
通信規格 有線LAN(2.5GBASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0
電源ユニット CoolerMaster V1300 Platinum 1300W
OS Windows 11 Pro(64bit)

4K解像度や高リフレッシュレートを、最高設定でも実現!

 まずはZEFT R42WXの主なスペックをおさらいしておこう。CPUは、16コア/32スレッドのRyzen 9 7950X、GPUはGeForce RTX4090、メモリーは32GB、ストレージは2TB SSD+1TB SSDという構成だ。この構成でゲーム性能をしるべく、まずは「3DMark」の「Speed Way」と「Time Spy Extreme」を計測。

CPU-Zの結果

GPU-Zの結果

 結果は、Speed Wayが9953、Time Spy Extremeが17286というスコアを記録。DirextX 12での4Kゲーミングパソコン向けのTime Spy Extremeに加え、DirectX 12 Ultimateでのゲーミング性能を測るSpeed Wayでも高スコアを記録している。とくにSpeed Wayで1万弱を記録したというのは驚きで、4Kゲームプレイに加え、今後の高負荷なタイトルでも快適にプレイできることが期待できそうだ。

Time Spy Extremeの結果

Speed Wayの結果

 では、ゲーム系ベンチで定番の「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」もチェックしていこう。設定は高品質(デスクトップPC)、フルスクリーンにして、3840×2160ドット(4K)と、2560×1440ドット(WQHD)、1920×1080ドット(フルHD)で計測している。

4Kでの計測結果

WQHDでの計測結果

 結果は、4Kで24940(非常に快適)、WQHDで32403(非常に快適)、フルHDで32922(非常に快適)と、本ベンチにおいてすべての解像度で一番上の指標となっているため、FFXIVのようなMMORPGであれば、4K解像度の繊細なグラフィックスで、バリバリ遊ぶことができるだろう。

 では、FPS系はどうだろうか。まずは「Apex Legends」のゲームプレイ時のフレームレートを計測。射撃訓練所を周回した際のフレームレートを、Frapsで計測。フルHD、WQHD、ともにほぼ300fpsをキープしている点には驚きだ。なお、Apex Legendsは通常だと144Hzまでしか出ないのだが、設定でフレームレートの上限を開放することが可能だ。それでも上限はあり、それが300fpsとなるわけだが、ZEFT R42WXはその上限にも到達している。

「Apex Legends」の結果

 4K解像度でも平均が280fps以上なので、4Kで高リフレッシュレートなディスプレーと組み合わせても、快適にプレイできるだろう。

 Apex Legendsよりも負荷が高い「Call of Duty Modern Warfare 2」のゲーム内ベンチマークをチェック。こちらも、4K、WQHD、フルHDに変更して計測した。設定はクオリティプリセットを「極限」に設定している。

「Call of Duty Modern Warfare 2」の結果

 結果は、平均が4Kで125fps、WQHDで190fps、フルHDで233fpsという結果になった。最低FPSでも4Kで60fps以上、WQHDで120fps以上なので、負荷が高めなCall of Duty Modern Warfare 2でも高フレームレートや高解像度で遊べるというのがわかった。

 最後に、「サイバーパンク2077」のゲーム内ベンチマークも計測。プリセットを「レイトレーシング:ウルトラ」に設定し、4K、WQHD、フルHDにして計測した。

「サイバーパンク2077」の結果

 結果は、4Kでも平均が103fps、最低が69.76fpsと、60fps以上で遊べることがわかった。高負荷なサイバーパンク2077で、レイトレーシングをオンにした状態で60fps以上で遊べるため、本作のような高負荷タイトルでも、最高グラフィックスに近い設定でしっかり遊べるだろう。

4Kゲームプレイも、高フレームレートでもOKな1台

 ZEFT R42WXは、72万円台と高額ながら4Kや高リフレッシュレート、かつ各タイトルの最高グラフィックスに近い状態でのゲームプレイが可能な性能を持っていることがわかった。

 加えて、大型かつ冷却に優れたPCケースのCOSMOS C700Mを採用しているので、メンテナンスも楽なため、長期で運用するマシンとしてもオススメできる。ゲームプレイやクリエイティブ作業において、妥協したくないという人は、ZEFT R42WXを検討してみてはいかがだろうか。

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