サイエンスアーツは4月14日、ライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom(バディコム)」が、九州旅客鉄道(JR九州)の一部駅に採用されたと発表した。
Buddycomはデスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム。インターネット通信網(4G/5G/Wi-Fi)を利用し、スマホやタブレットにアプリをインストールすることでトランシーバーや無線機のように複数人と同時コミュニケーションを可能にするサービス。音声、テキストチャット、動画、位置情報に加え、AIを利用したデジタルアシスタントでのコミュニケーションが可能。
JR九州では、管理センターから遠隔地の駅での利用者の対応を行なうため、電話やインターホンシステムの代わりに2022年3月12日よりBuddycomを導入を開始し、35ヵ所の駅で利用している。従来のインターホンシステムと比較して導入コストを大幅に削減することで地方の小規模な駅での導入が可能となり、35駅からの問い合わせやトラブル対応などを管理センターでの2〜3名で実現したという。