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4Kゲームプレイや研究・クリエイティブ用途にも!

驚きの12万円引き! Ryzen 9とRTX 4090を長期間運用できるコダワリの冷却&耐久性に要注目のBTOPC

2023年03月30日 16時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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AMD担当のジサトラハッチもイチオシの、Ryzen 9 7950XとGeForce RTX 4090を搭載するBTOパソコン「ZEFT R42WX」

 パソコンショップSEVENが販売する「ZEFT R42WX」は、Ryzen 9 7950XとGeForce RTX 4090を、Cooler Masterのフルタワーケース「COSMOS C700M」に搭載。性能、冷却ともに最強クラスの1台に仕上がっているわけだが、なんとこのZEFT R42WX、3月30日現在ではセール特価で12万円引きとなっている。

 それでも72万5780円からと高額ではあるのだが、高負荷なAAAタイトルのゲームを4K解像度で、何の心配もなく超快適にゲーム配信をしたい、研究や3DCGといった高負荷な作業を安定したパフォーマンスで行ないたいという人には最適な1台となっている。

 今回は、このZEFT R42WXがどのようなパソコンなのか、詳しく見ていこう。

ZEFT R42WX
https://pc-seven.co.jp/spc/18423.html
65万9800円(税別)、72万5780円(税込)、3月30日現在

試用機の主なスペック
CPU Ryzen 9 7950X(4.5GHz~最大5.7GHz)、16コア/32スレッド
CPUクーラー CoolerMaster PL360 FLUX
グラフィックス ZOTAC Gaming GeForce RTX4090 Trinity OC
メモリー Crucial DDR5-4800 32GB (16GBx2)
ストレージ Samsung 980 PRO 1TB、Crucial MX500 2TB
PCケース CoolerMaster COSMOS C700M
内蔵ドライブ Blu-ray・DVDスーパーマルチドライブ「BH16NS58 ブラック」
通信規格 有線LAN(2.5GBASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0
電源ユニット CoolerMaster V1300 Platinum 1300W
OS Windows 11 Pro(64bit)

Ryzen 9 7950XとRTX 4090を搭載
この構成に見合った各パーツの組み合わせにも注目

 ZEFT R42WXが採用するのは、前述のとおり2022年9月に発売されたRyzen 9 7950X。16コア/32スレッドタイプのCPUで、ブーストクロックは最大5.7GHzを誇るほか、80MBという大容量のキャッシュも備えているのが特徴だ。

CPU-Zの結果

 そのハイパフォーマンスなCPUを冷却するのが、Cooler MasterのCPUクーラー「PL360 FLUX」。効率的な冷却を実現する「プレミアム デュアル チャンバー ポンプ」や、微細に加工された極薄フィン、セラミックベアリングインペラを採用する高速モーターなどにより、ハイエンドなRyzen 9をしっかりと冷却している。

360mmラジエーターを採用する「PL360 FLUX」を搭載

天面にも3連ファンを採用

 マザーボードは、ASRockの「X670E Steel Legend」を採用。従来の6層ではなく、サーバーグレードとなる2オンス銅箔層を用いた8層基板の採用をはじめ、16+2+1=19フェーズ SPS(Smart Power Stage)の超堅牢な電源回路なども特徴的だ。高性能なパーツを搭載して長期間安心して運用したい人にとってはピッタリな選択といえるだろう。

マザーボードは耐久性に定評があるASRockの「X670E Steel Legend」を採用

 ビデオカードには、「ZOTAC Gaming GeForce RTX4090 Trinity OC」を搭載している。このカードには、9本のヒートパイプとベイパーチャンバー、大型ヒートシンクを採用するオリジナルクーラー「IceStorm 3.0」を採用。加えて、トリプルファンの中央には逆回転式のファンを備えており、乱気流を抑えたスムーズなエアフローも実現している。

ビデオカードは「ZOTAC Gaming GeForce RTX4090 Trinity OC」。大型のビデオカードだけに、しっかりとカードステイがあるのもありがたい

 CPUクーラー、GPUともに冷却性のにコダワリを感じる構成で、かつ高品質なX670E Steel Legendを採用しているのが、ゲーマーだけでなく長時間かつ長期間安定動作を求めるクリエイターや研究者といった方にもオススメできる理由となっている。

 システムメモリーは、DDR5-4800に対応したCrucial製の16GBを2枚採用。ストレージは、Gen 4 SSDの「Samsung 980 PRO 1TB」と、SATA接続の「Crucial MX500 2TB」を搭載している。

「Samsung 980 PRO 1TB」のCrystalDiskInfoの結果

「Crucial MX500 2TB」のCrystalDiskInfoの結果

 もちろんメモリーとストレージは購入時にBTOカスタマイズが可能。容量だけでなく各メーカーのモデルも確認して選択できるので、用途に合わせて最適な構成にするといいだろう。なお、同社がしっかり検証して構成上搭載できないパーツは初めから選択できないようになっているため、パソコンに詳しくないけど自由にカスタマイズして大丈夫? という人も安心して強化可能だ。

BTOカスタマイズの種類がかなり豊富なのも、パソコンショップSEVENの魅力だ

 PCケースには、現在はパソコンショップSEVENでしか手に入らないCooler MasterのCOSMOS C700Mを採用している。フロントパネルの金属パーツにはヘアライン加工され印象的だ。さらに、その両側には吸気孔となるメッシュが用意されているほか、天板も一面が吸気孔となっており、サイズが大きいだけにエアフロ―もしっかりと確立されている。

ケースにはCooler MasterのCOSMOS C700Mを採用

こちらも、冷却性能と耐久性に優れたモデルとなっている

 巨大なビデオカードやCPU水冷クーラー、大容量の電源を搭載しても、全然余裕のあるケース内部だけに、冷たい空気はしっかりとパーツ全体にいきわたるようになっている。また、サイドパネルは左右どちらもツールレスで開けることができるため、長期運用を考えた定期的なメンテナンスにおいても、楽々こなせるのもありがたい。

サイドパネルは両サイドともツールレスで開けることができる

ハイパフォーマンスを長時間、長期運用するための冷却性能、耐久力をしっかり備えた1台

 以上のように、ZEFT R42WXはRyzen 9 7950XとGeForce RTX 4090という高性能なパーツをしっかりと活かせる構成になっているほか、冷却や耐久性にもコダワリを感じるパーツ選定で、長期間ハイパワーを持続させたい人にとってはうれしい仕様となっている。

 価格は70万円越えと高額ではあるものの、高い性能が必要でかつできるだけ長く使用したいという人は、ZEFT R42WXをチェックしてみてはいかがだろうか。

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