バズり中の人気店へ行ってみた♪「丸の内映えグルメツアー」 第1回

大人気なのに閉店!? 異次元の柔らかさが バズリ中のパンケーキを味わうなら今しかない! 「6th by ORIENTAL HOTEL」

文●丸の内LOVEWalker

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本⽇の映えグルメをチラ⾒せ♪ 詳しくは記事後半にて︕

 流行の最先端が集う丸の内には、絶品かつおしゃれで、つい写真をSNSに上げたくなる“映えグルメ”に出合えるお店がたくさん。でも、街自体が日々アップデートされるこのエリアでは、人気絶頂でも再開発計画などで実は営業が残り僅かな場所も。

 丸の内では気になったらその時訪れてみることが大事。でも行列にまで並んで自分好みじゃなかったらがっかりしますよね。そこで、丸の内初心者で美味しいものに目がない「LOVE Walker」女子編集部員クルミ(26)が、実際に列に並んで潜入してレポートします! 第1回目は、有楽町駅前のレストラン「6th by ORIENTAL HOTEL」へGO!

記事をお届けするクルミです! 今日もおなかが空いています!

今回訪れたのはココ。店前にある交差点の対岸から見た長蛇の列! まだ開店前の朝10:30ですよ!? 一瞬、芸能人に集まる人だかりかと思いました(笑)

平日午前中にも関わらずどんどん伸びる列に、期待も高まる♪

 行列に1人で並ぶのがイヤだったので、今回は私と同じく流行りのグルメが大好きな友人と一緒に訪れてみました。巻き添えです(笑)。とはいえこの日は平日。おまけに集合時間をオープンの20分前に設定したので余裕だろうと高を括っていたのですが… お店に着くと、なんととんでもない行列ができているではありませんか! 人気ぶりはもちろん分かっていましたが、予想以上の行列を前に、甘く考えていたなぁと反省…。

入り口前にある案内プレート。ドリンク、デザートのみのカフェ利用ではなくレストラン利用の場合だけ予約可能だそう。ご飯を食べたい人は予約するのがベターですね。ちなみに最前列付近に並ぶことができたら、予約のない場合でも10分程で案内されるとのこと

 客層はというと、多くが20代半ば~40代くらいの女性。キレイ目ファッションのオトナ女子からカジュアルスタイルのイマドキ女子まで、ジャンルはさまざま。小さな子供を連れたファミリーやカップルもちらほらいます。スマホ片手にお店の外観を撮影していたり自撮りをしたりしながら並んでいる様子が目立ちました。店員さんに聞くと、SNSからの情報で訪れるお客さんがほとんどなのだとか。ディナーの時間帯だともう少し年齢層が高くなるそうです。

列の最後尾。だいたい30組目に並びました。みなさん店内を覗き込んだり、スマホでお店のSNSを見てメニューを選んだりとワクワクしているご様子(私を含む)

 並んでいる歩道からは、テラス席と店内を覗くことができます。「あの席に座りたいね」「あの人が食べているメニュー美味しそう!」など友人と話しながら期待を高めつつ、待つこと早30分。ついに私たちの入店の番がやってきました!

ここは海外?! と錯覚するほど雰囲気の良い店内

 店内に入ると、都会の空気感から一変。海外の洋館のような落ち着いた空間が目の前に広がります。それもそのはず、ここ「6th by ORIENTAL HOTEL」は、神戸の旧外国人居留地にある日本最古の西洋式ホテル「ORIENTAL HOTEL」のメインダイニングをイメージして作られた、イタリアンをベースにした多国籍料理店なんです。1868年の神戸港開港により当時の日本の中でいち早く西洋文化を取り入れた現地の空気感を再現するため、店内は異国情緒漂うテイストになっています。

 すべてが重厚感ある装飾の施しで、ここが東京だということを忘れて海外旅行に来ている気分に。非日常感にうっとりしちゃいます♪

エントランスをくぐるとすぐに現れる、高級感のあるシャンデリアとハイチェアが並ぶバーカウンター。天井にも東洋風の模様が施されていて思わず「イケてる!(語彙力…)」と声が漏れてしまうほど

席数はおよそ300席。お客さんの会話で賑やかな店内は、イタリアンバルのような雰囲気で、騒がしぎず意外と居心地が良いんです。いるだけで高揚感を味わえます♪

当時の神戸港に停泊していた船のレプリカや、アンティークの地球儀も飾られています。ルーツである神戸の世界観を感じさせてくれますねぇ

今回通されたのはテラス席。眼の前のレンガづくり駅舎や意外と広い歩道、高い空に気持ちも開放的になります♪

撮って最高! 食べて最高! で、欲が止まらなくなるメニュー

 さて、待ちに待った食事です♪

 まずは、周りのお客さんの多くが食べていた「フライドポテト トリュフ&チーズ」。カップに収まりきらないほど豪快に盛られたポテトが絵になりますね〜♪ 食感は個人的に大好きなカリッカリのタイプ。強めの塩気と香り高いトリュフ、控えめなチーズの相性が抜群で食欲をそそりまくり! 気が付くと口の中に次々とポテトを放り込んでいる私がいました(笑)。これは完全にハマりました〜。

スマホを構えて画角を決めていたら、トリュフの良い香りに我慢できず撮影前に一本かじってしまいました(笑)

 お次は、店員さんオススメの「“TERIYAKI” ハンバーガー」。牛肉100%のパティに、玉ねぎ、レタスのシンプルな構成のこちら。つい目が行くのは、ミディアムレアで美しい断面のパティです。ステーキのように肉感が強くて食感は柔らかめ。甘しょっぱい照り焼きソースが相性抜群です!

一つ注文したら、わざわざ2人分にカットして運んできてくれました。ステキな接客♪ サイドメニューは、シーザーサラダかポテトを選べます

 分厚くて甘みのある玉ねぎとバンズに塗られたバターが隠し味となって、マイルドさをプラス。具材が口のまわりに付くことなんか気にせず、大口を開けて一気に頬張り完食しちゃいました!

「もう少しで脂が垂れ落ちちゃう〜!」 と言いながら、ヨダレが垂れそうになるのを我慢して撮影していました(笑)

 しょっぱいものを立て続けに食べたので、口が甘いものを欲してきました。ということで、SNSでバズっていて私がず〜っと気になっていた看板メニュー「6th パンケーキ」を注文!

「布団にして挟まれたい!」なんて思ってしまうほどの柔らかさが写真からも伝わります

 ぷっくりしていて可愛らしい見た目にキュン♡ としたのでまずは写真を、と撮っていると、ケーキの中心に乗ったバターがあっという間に溶けて沁み込み、穴が空いてしまいました! さらにさらに、その上にかけたメープルシロップもみるみるうちに沁み込んでしまうんです。その柔らかさは、何もかけなくても自らの重さでつぶれていってしまうほど。

 食べてみると、今まで感じたことのないほどのフワフワ食感に衝撃! 通常のパンケーキにはない、もちもちとしていて溶けるような舌触りがクセになります。ある程度重さはあるのですが、あっという間にペロリ。

みるみるしぼんでいく姿に、まるで「早く食べてよ〜」とパンケーキが嘆いているかのよう。「繊細でなんて可愛らしいの!」と愛おしささえ覚えながら、パクリ

 今日は友人もいるから、シェアすればカロリーも半分♪ ということで、デザート2品目。

 「バスクチーズケーキ」は、さまざまなグルメサイトやSNSの書き込みで“東京No.1のバスクチーズケーキ”との呼び声も高い逸品。一見普通のチーズケーキなのですが、フォークを入れてみると、なんとトロっとしているんです。チーズケーキでトロトロって不思議じゃないですか? ヨーグルトを食べている感覚で、食べるというより飲む、という表現の方が近いほど。出来立てのチーズのような濃厚な味、ほろ苦く香ばしい焦げ目とのバランスも絶妙で、これなら1ホール食べられるほど、虜になってしまいました。

フォークを入れた瞬間のトロトロ加減、伝われ〜!

 最後の最後に残念なお知らせなのですが、実はここ、2023年10月31日で閉店してしまうんです…! 理由は、新有楽町ビルならびに近隣の開発工事のため。移転予定ですが場所などはまだ未定だといいます。この場所でこの味を楽しめるのが、あとわずかなんて…。もっと早く知っていればよかった!

お店の前にある、閉店までのカウントダウン。悲しい、止まって!

 海外に来たような気分を味わえて、固定概念を壊されるほど衝撃の絶品デザートを食べられる「6th by ORIENTALHOTEL」。閉店前には一層注目が集まるでしょう。ぜひ急いで訪れてみて!

 これにて第1回目の「映えグルメツアー」はおしまい。さて次はどこに行こうかな♪

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