これを買っておけばハズレはない!

27型液晶「M27Q P」の内蔵機能が便利すぎてPCでもPS5でも手放せなくなる

文●畑野壮太 編集●北村/ASCII

提供: 日本ギガバイト

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ゲーマー向け機能がとにかく便利
操作性の高さにも舌を巻く

 GIGABYTEのゲーミングディスプレーおなじみの付加機能を、本機もしっかり搭載している。FPSの観点でいうと、モーションブラー(残像)を抑え、シューティングゲームのエイミングを助けるエイムスタビライザーや照準線(クロスヘア)の表示で、射撃の命中率を高めてくれる。

 あるいは、タイマー、カウンターといった、ゲームプレイ時に欲しくなることの多い要素をオーバーレイで表示可能だ。

クロスヘアの表示がないゲーム画面

クロスヘアオン。画面中央上に十字が表示されている

CAP OSDでタイマー・カウンター・フレームレートを表示させたところ

 また、PIP(ピクチャー・イン・ピクチャー)・PBP(ピクチャー・バイ・ピクチャー)にも対応しているので、複数のデバイスから映像を入力し、画面に同時表示させられる。攻略動画を見ながら、あるいは配信画面を見ながらゲームをプレイするといったニーズを、ディスプレー1台のみで満たしてくれる。

 機能が多いゆえ、操作が面倒になるのでは? と思われる読者もいるだろう。しかし前述の操作は、背面のジョイスティック1本で完結する。複数のボタンが横並びになっている機種では、どれがどのボタンかわからなくなり、操作ミスが頻発してしまうこともあるが、M27Q Pならそんな心配は無用だ。

背面向かって左下にある操作部にあるジョイスティック(下)。その上にあるKVMボタンについては後述する

ジョイスティックを押下すると、OSDが表示される。直感的に動かせるので、慣れてしまえば迅速な操作が可能だ

画質モードの設定画面。FPSやRPGといったゲームジャンル別の設定がプリセットされている

設置性が良好
壁にベタ付けできる

 M27Q Pは、設置性も良好だ。まず気になる奥行きだが、22.933cmで、性能のわりに厚みはない。土台が角張っているから壁際にフィットするように設置できるし、脚部にはコードを通すための穴が空いているので、配線もスッキリさせやすい。もちろんVESAマウントにも対応している。

土台の背面が直線なので、壁にベタ付け可能。脚部の穴は大きく、太いコードも楽々通せる

 横幅は61.57cm。27インチということもあって小さくはないが、ベゼルはかなり薄いので、無駄は可能な限り切り詰められているといえる。なお、画面の角度は上20度・下5度の範囲内で調整可能だ。安定性も十分なので、本機の設置にあたって筆者は特筆すべき不満を感じなかった。

画面の角度は上20度・下5度の範囲内で調整。高さは130mmまで動かせる

外部入力端子はHDMI×2、DisplayPort×2、USB Type-C×1。USB Type-Cは、18Wまでの給電にも対応する。また、USB 3.2×2と、USB Type-B×1も搭載している。USBが豊富なのはKVM機能(後述)を搭載しているからだ

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