歴史ある「帆船日本丸」が月数回の「総帆展帆」「満船飾」を実施! 帆を広げた迫力ある帆船をご覧あれ

文●横浜LOVEWalker

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 帆船日本丸では、定期的に、総帆展帆(そうはんてんぱん)・満船飾(まんせんしょく)を行なっている。

 帆船日本丸は、1930年に建造された船員を養成する練習帆船。 1984年に引退し、引退後は横浜市に誘致され、1985年から船内を一般公開している。

 総帆展帆とは、全ての帆を広げることをいい(普段は畳んでいる)、現在の日本丸の帆(セイル)は全部で29枚あるという。総帆展帆はすべて手作業で行なわれる。

 作業は訓練を終えて登録しているボランティアの人々の協力で行なっている。およそ2000人あまりの人が登録しており、総帆展帆の時は、その中から毎回80人ほどが参加する。帆船日本丸でのボランティアの詳細はこちら

 また満船飾は、船での祝いの時に国際信号旗(船の通信に使用する旗)を掲揚すること。日本丸では、船首から各マストの頂きを経て船尾まで、国際信号旗を綴っている。

 4月のスケジュールは、30日に総帆展帆、29日に満船飾を実施。その後も毎月1〜3回ほど作業を行なう。イベントの詳細・スケジュールについてはこちら

 帆を広げた「太平洋の白鳥」、日本丸の姿を見に訪れてはいかがだろうか。

■総帆展帆
開催日:4月30日 ※毎月1〜3回ほど実施
時間:展帆作業 10時30分〜12時頃/畳帆作業 14時30分〜16時頃
※一部の帆の展帆となった場合は、多少時間が変わる可能性がある
船内見学ができる時間 9時30分~10時30分、12時頃~14時30分、16時頃~17時
※入館受付は各見学終了時間の30分前まで

■満船飾
開催日:4月29日 ※毎月1〜3回ほど実施
時間:10時~15時30分頃(展帆日は14時頃まで)

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。 またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。