このページの本文へ

ゲーミングPCを背負ったランボルギーニ!? 同社60周年記念のウラカンのデザインに驚愕

2023年03月12日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia)編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 新曲「この盾に、隠れます。」が絶好調の純情のアフィリアのメンバーであり、ASCII.jp自動車部のゆみちぃ部長こと寺坂ユミさんは、過去様々なクルマに触れてきました。そんなクルマたちと自撮りをすること数知れず。今回、そんな自撮りコレクションに、とんでもないクルマが仲間入りしました。ランボルギーニの創立60周年を記念したスペシャルな1台「ウラカンSTOタイムチェイサー111100」です!

ランボルギーニ60周年記念モデル登場!

 ということで、ゆみちぃ部長とASCII.jp自動車部の書記である部員Kは、ランボルギーニの本拠地であるイタリアのサンタアガタ・ボロネーゼ以外では初めてとなる同社60周年記念イベントに参加しました。本来ならココにランボルギーニ大好きの部員S(編集者)が同席する予定だったのですが、諸事情により欠席です。

ランボルギーニの偉い人たち

 会場にはランボルギーニの会長であるテファン・ヴィンケルマンさんが参加。そのほかにも「チョイ悪オヤジ、って感じの人ばかりですね」とは彼女の弁。とにもかくにも、ランボルギーニの偉い人が大勢いらしていました。

ステファン・ヴィンケルマン ランボルギーニ会長

 ステファン・ヴィンケルマンさんによると、ランボルギーニは53ヵ国、180拠点のネットワークを展開しており、日本はグローバルでのマーケット規模は5位とのこと。重要なマーケットだからこそ会長自らプレゼンテーションをされたというわけです。

 ランボルギーニは60周年記念イベントとして、このネットワークを活かして様々なマーケットが国際的に有名なアーティストとコラボレートする、横断的なプロジェクトをしているとのこと。日本ではコラボ相手としてIKEUCHI氏が選ばれました。IKEUCHI氏は1990年東京都生まれで、多摩美術大学情報デザイン学科卒業の33歳。学生時代の多くをプラモデル制作に充てられ、卒業制作はコンピューターの内部が秘密基地に見えるという着想からプラモデルを組み合わせたハイブリッド・ジオラマを制作されたのだそう。その後、プラモデルと工業製品から近未来を表現する作品から、世界的に注目を集めている作家です。

ダビデ・スフレコラさん

 アウトモビリ・ランボルギーニジャパン代表のダビデ・スフレコラさんは「IKEUCHI氏は、本当に未来を見据えてそれを作品に表現されています。今ではサイバーパンクフューチャリストと呼ばれ、プラモデルや工業部品を組み合わせた作品を次々と生み出し続けています」とIKEUCHIさんを紹介すると、「ランボルギーニとIKEUCHI氏とは現状を打ち破る、現状に挑戦するという部分で共有しています。常に先を見据えて、限界を超えるという価値観をともにしています」とオファーした理由を説明されました。

この環境でレースゲームをやりたい!
魅力的なアートピースたち

Time Gazerとゆみちぃ部長

 会場には、コラボレーション第1弾作品であるTime Gazerというアートピースが展示されていました。なにやらゲーミングPCを使ったコクピットみたいに見えるのですが、「クンタッチ(カウンタック)25thアニバーサリー」「ディアブロSE30」「ムルシエラゴ40thアニバーサリー」「アヴェンタドールLP720-4 50thアニバーサリー」のオリジナルパーツをはじめとする実車のパーツを使っているのだとか。「なんか、よくわからないですがスゴいですね」と言葉にならないゆみちぃ部長。

 そしてもう1つの作品が「ウラカンSTOタイムチェイサー111100」なのです。111100は60のバイナリーコードから採られているとのこと。ボディーカラーはIKEUCHI氏がロボットアニメでインスピレーションを受けたものだそうで、さらにあちこちにデカールが。

 目を惹くのは、エンジンフードに搭載したゲーミングPCのような箱。中をみるとビデオカードが並んでいて、近未来感を演出されています。「これって走れるんですか?」と、関係者に尋ねるゆみちぃ部長。「さすがにこの状態で走るのは危ないので、走行する際はボンネットを付け替えます」だそう。そして自撮り。

 残念ながら座ることはかなわず。というのも、ウラカンSTOタイムチェイサー111100は、現車を販売する予定なのだとか! 「これっていくらするんですか?」という素朴な疑問を、誰もが思い浮かべることでしょう。残念ながら価格は非公開なのですが、ヒントとしてベースモデルのウラカンSTOが4300万円ということだけはお伝えしましょう。「つまり、それより高いということですね」。ゆみちぃ部長は大きな目をさらに大きく見開いたのは言うまでもありません。ちなみにボンネットは付属するそうです。

 「ランボルギーニって、面白いですね」と、イベント参加しての感想を抱いたゆみちぃ部長。「アヴェンタドール」「ウラカン」「カウンタック」と、言葉は知っていても、なかなか間近で見る機会はないクルマ。「ただただカッコよかったです」とご満悦の表情が印象的でした。

寺坂ユミ(てらさかゆみ)プロフィール

 1月29日愛知県名古屋市生まれ。趣味は映画鑑賞。志倉千代丸と桃井はるこがプロデュースする学院型ガールズ・ボーカルユニット「純情のアフィリア」に10期生として加入。また「カードファイト!! ヴァンガード」の大規模大会におけるアシスタント「VANGIRLS」としても活躍する。運転免許取得してから上京後は一切運転していなかったが、最近ペーパードライバーを脱出。こだわりが強く興味を抱くとのめりこむタイプであることから、お気に入りの1台を探す予定。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ