HONORがトリプル5000万画素カメラの「HONOR Magic5 Pro」などを発表
2023年03月09日 12時00分更新
若干スペックは抑え気味だがそれでも優秀
HONOR Magic5
若干スペックを落としたHONOR Magic5も、性能はかなり高い。チップセットはSnapdragon 8 Gen 2、ディスプレーは6.73型(2688×1224ドット)、120Hz対応OLEDを採用している。フロントカメラは1200万画素。
HONOR Magic5とHONOR Magic5 Proの背面デザインを比較。カメラ部分のデザインはほぼ同等だ。
本体サイズは約75.5×161.4×7.8mm、重さ191gで、HONOR Magic5 Proより1mm薄く20gも軽い。高性能カメラを搭載した軽量モデルを求める人はこちらを選ぶのもよさそうだ。
カメラは5400万画素 F/1.9 広角+5000万画素 F2.0 超広角+3200万画素 F/2.4 2.5倍望遠。深度測定は搭載しない。HONOR Magic5 Proよりスペックは落ちるとはいえ、他社製品と比べると十分な性能を持つ。
セルフィー撮影が強化された
HONOR Magic5 Lite
MWC 2023の前に発表されたHONOR Magic5 Liteの展示も行われた。Snapdragon 695 5G搭載、1600万画素のフロントカメラを搭載するモデルで、セルフィー撮影を強化した製品。価格は370ユーロ(約5万3000円)から。ディスプレーは6.67型(2400×1080ドット)、120Hz駆動のAMOLED。
カメラは6400万画素+500万画素+200万画素。バッテリーは5100mAhで40Wの急速充電に対応。本体サイズは約73.9×161.6×7.9mm、重さは175g。
「Vs」シリーズのグローバル版
HONOR Magic Vs
2022年秋に中国で発売されたHONOR Magic Vsのグローバル向けモデル。スペックなどは変わらない。チップセットはSnapdragon 8+ Gen 1、開いたときのディスプレーサイズは7.9型(2272×1984ドット)、90Hz駆動のフォルダブルOLED。本体サイズは約160.3×141.5×6.1mm、重量は261g。
本体を閉じると約160.3×72.6×12.9mmのスリムスタイルとなる。カバーディスプレーは6.45型(2560×1080ドット)、120HzのOLED。アスペクト比は約21:9。メインカメラは5400万画素+5000万画素 超広角+800万画素の3倍望遠を搭載する。
ヒンジ部分は隙間なく閉じることが可能だ。閉じたときの12.9mmはかなり薄く感じられる
ディスプレーはある程度の角度で固定できる、いわゆるFlex Modeに対応。なお、中国モデルはスタイラスが使用できるとのことだが、グローバルモデルに関してはその説明はなかった。Galaxy Z Fold4の対抗モデルとしてこれから注目を集めそうだ。
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