「Databricks for Visual Studio Code」の提供を開始
Databricks上でVS Codeのネイティブ機能を用いた開発が可能に
2023年02月22日 16時00分更新
2023年2月22日、Databricksは、同社のレイクプラットフォームでの新たな開発体験を提供する拡張機能「Databricks for Visual Studio Code」を発表した。DatabricksはDWHとデータレイクの特徴を合わせ持つマルチクラウド対応のデータ基盤を提供している。
Databricks for Visual Studio Codeを使うことで、開発者はローカルでコードを記述し、統合開発環境(IDE)のオーサリング機能を活用しつつ、リモートでデータブリックスクラスターに接続し、コードを実行することが可能になる。IDEから直接、ソースコード管理、ユニットテスト、CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)などのソフトウェア開発におけるベストプラクティスを活用することが可能になる。
Databricksのオブジェクトは、VS Code内でネイティブに管理される。開発者チームは自らのIDEにとどまりつつ、アプリケーション間でのコンテキストスイッチを防ぐことができる。また、クラスター、パイプライン、タスクといったDatabricksのコンポーネントはすべて、VS Codeのワークスペースや通常のワークフローに統合される。
レイクハウスのスケーラビリティを活用した大規模なデータセットの処理や分析、クエリーや可視化のためのクラスターの使用、機械学習モデルのトレーニング、本番環境へのジョブのデプロイを行なうことができ、組織内の誰もがデータを見て意思決定に利用できる。これらの操作はすべてVS Codeから行なえる。
新しいVS Code拡張機能は、Visual Studioマーケットプレイスから直接入手できるという。