アドビとマイクロソフトは2月8日(米国時間)、Adobe AcrobatのPDF機能をMicrosoft Edge(以下、Edge)に提供することを発表した。
両社は、Adobe AcrobatのPDFエンジンをEdgeに搭載することで、より正確な色とグラフィックによる再現度の向上、パフォーマンスの改善、PDFの取り扱いに関する強力なセキュリティー、アクセシビリティーの向上などを実現する。これらの機能は無料で提供される。
文字や画像の編集、PDFの他のファイル形式への変換、ファイルの結合などの高度な機能についてはサブスクリプション版を購入することで、拡張機能によりEdgeから直接利用できる。
今回の提携により、Windowsユーザーはアプリを切り替えることなくEdgeからPDF機能を利用することができる。Adobe Acrobat PDFレンダリングエンジン機能を搭載したPDFリーダーへの移行は段階的に行なわれ、搭載されていた従来のエンジンは2024年3月に廃止を予定している。