エレコムは2月8日、アイ・オー・データ機器とネットワーク機器およびそのサービス分野に関する業務提携の検討を行なうと発表した。
近年、情報通信技術が社会へ浸透したことにともない、IoTやAI等への期待感だけではなく、サイバーセキュリティー等の脅威が増加している。同社では、環境変化に対応しながら新たなマーケットや事業機会を創出することを見据え、顧客ひとりひとりの課題に向き合い、多岐にわたる関連技術やパートナーシップ網を活かして利用者のデジタルライフを支える存在となるべく取り組んでいるアイ・オー・データ機器と、業務提携の検討を行なうことにしたという。
両社はかねてからOEM/ODM等の取引を通じて新市場開拓にともに取り組んでいる。この度、両社が保有する開発・販売資源に関して、もう一段踏み込んだ相互活用を目指し、今後具体的な検討が進み次第、適切な契約書を締結して実行するとしている。
業務提携の主なテーマは、ネットワーク関連機器分野における共同研究開発および、次世代製品・ソフトウェア・サービスについて、両社の開発・販売資源を相互活用した共同研究開発を実施。これらの共同研究開発をもとに、ネットワーク関連機器分野の次世代製品・ソフトウェア・サービスを有効的に組み合わせることで、これまでにないマーケットや事業機会を創出するとしている。