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RTX 4070 TiでPCゲーマーの最新王道構成! コスパも高い注目のFRONTIER PC
WQHDで輝くパフォーマンスを発揮。DLSS 3対応タイトルの増加がFRGAG-H670/WS202/NTKの価値を一層高める
では、FRGAG-H670/WS202/NTKの実ゲーム性能を見るべく、様々なゲームタイトルでのパフォーマンス計測を行なっていこう。
今回は定番のバトロワ系FPS/TPSタイトルのほかに、高画質グラフィックスがウリでRTX 40シリーズの目玉機能DLSS 3にも対応する重量級タイトルで検証を行なった。
その前にまず、定番のゲーム系ベンチマークの1つ「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」を走らせてみよう。
画質設定はプリセットに「最高品質」を選択し、画面解像度は1920×1080ドット(フルHD)、2560×1440ドット(WQHD)、3840×2160ドット(4K)の3パターンで計測を実施した。
スコアーはフルHDが34400、WQHDが28212、4Kが16445となり、いずれも“非常に快適”の評価を得られた。フレームレートを見ると、フルHD、WQHDともに高リフレッシュレートのゲーミングディスプレーと組み合わせて使いたくなるパフォーマンスを示してくれた。
4Kになるとフレームレートの落ち込みが少し大きくなるものの、十分高いフレームレートを出しており、フレーム落ちなしの60fps固定といった遊び方が適しているだろう。
ここからは、実際のゲームプレイ中のフレームレートを測定し、パフォーマンスを検証していく。基本的に各ゲームでの最高画質設定を用意し、画面解像度は1920×1080ドット(フルHD)、2560×1440ドット(WQHD)、3840×2160ドット(4K)の3パターンで計測を実施している。
フレームレート計測には「CapFrameX」というアプリを使用。平均フレームレートの他に、データ全体を100分割して最小値から1%の数値「min(1%)」を割り出し、これを最小フレームレートの代わりに記載している。
最初の実ゲームは、人気のバトロワ型FPS「Apex Legends」。グラフィックス設定はアンチエイリアスを「TSAA」に、そのほかすべてのオプションを最高にした状態とした。 射撃訓練場で特定のルートを移動したのちに「バンガロール」の「スモークランチャー」を射出して煙が無くなるまで待機。という一連の動きに対してのフレームレートを計測している。
フルHDでは240Hz、WQHDでは165Hz、4Kでは120Hzといった高リフレッシュレートのゲーミングディスプレーに適したパフォーマンスを確認できた。また、少しゲーム内グラフィックス設定を落とすことで、より高いフレームレートを出すことも容易なので、さらに高性能なゲーミングディスプレーとの組み合わせもアリだろう。
続いて、こちらも人気のバトロワ型TPS「フォートナイト」のパフォーマンスを確認しよう。グラフィックスの設定は描画APIに「DirectX 12 API」、クオリティプリセットから「最高」を選択。ほかはアンチエイリアス&超解像技術「NVIDIA DLSS:品質」を設定した最高画質設定を用意した。
フォートナイトはチャプター4から採用された「Unreal Engine 5.1」によってグラフィックス品質が大幅に向上した反面、最高画質設定では動作がかなり重くなっている。そこでクオリティプリセット「低」をベースに、アンチエイリアス&超解像技術「NVIDIA DLSS:品質」と描画距離を「最高」に変更した、いわゆる競技設定でのフレームレート計測も併せて行っている。なお、フレームレートの計測は、ゲームプレイのリプレイ再生機能を利用して行なっている。
まず最高画質設定については、DLSSを使用することでフルHDで平均フレームレート120fps以上、WQHDで90fps以上をなんとか確保できているが、4Kになると60fpsを割り込んでしまっている。実際のプレイにおいて、4Kでプレイするには最高画質設定だとやはり厳しいといわざるを得ない。
一方、画質設定をとことん削った競技設定では、フレームレートも爆上がりで、高性能なゲーミングディスプレーとの組み合わせを活かせるパフォーマンスを確認できた。適宜設定を追い込むことで、求めるフレームレートと画質のバランスを整えていけるだろう。
次に、マップ中のビル窓ガラスなどのレイトレース反射が美しい3Dアクションゲーム「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」でのゲームプレイ中のフレームレート計測を行なった。
グラフィックス設定は、プリセットから「非常に高い」を選択し、アップスケールに「DLSS:品質」を適用している。レイトレーシングも有効にし、レイトレーシング項目内のオプション設定はすべて「高い」に設定、オブジェクト範囲は「6」とした。この設定で、マップの特定区間を連続スイングで移動する際のフレームレートを計測している。
また、Marvel's Spider-Man: Miles MoralesはDLSS 3のフレーム生成にも対応しているので、ここではフレーム生成の無効/有効で計測結果の比較も行なっている。
フレーム生成を無効にした状態では、いずれの解像度でも平均フレームレート80fps前後で頭打ち状態となってしまっている。「Marvel's Spider-Man」シリーズはCPUの負荷が厳しく、GPU側の性能を使い切る前にCPU側が先に根を上げてしまうので、解像度が低くてもフレームレートが伸びない状態となっているようだ。
一方でフレーム生成を有効にすると、フレームレートが一気に向上する。とくにフルHDの伸びは顕著で、平均フレームレートが約2倍近く向上している。WQHD、4Kと解像度が上がるごとに伸びは鈍化するものの、確実に動作の滑らかさは向上していた。4Kでもmin(1%)を60fps以上にできるので、カクつきを感じるシーンがかなり改善されるはずだ。
最後に、グラフィックス重視の重量級タイトルとして「サイバーパンク 2077」のゲーム内ベンチマークを用いたパフォーマンス計測を行なった。画質設定はクイックプリセットから「レイトレーシング:ウルトラ」を選択し、レイトレーシングを有効の状態としている。
サイバーパンク 2077も、1月末のアップデートでついにDLSS 3のフレーム生成に対応、RTX 40シリーズを搭載するFRGAG-H670/WS202/NTKのパフォーマンスを見るのに持ってこいのタイトルといえるだろう。なおこちらも、フレーム生成の無効/有効で比較を行なっている。
フレーム生成が無効の状態では、フルHDでかろうじて平均フレームレートが100fpsを超えているといった状況だ。解像度が上がるごとにフレームレートは落ち込むものの、4Kでも平均60fps以上は確保されているので比較的滑らかなゲームプレイは可能だろう。
そして、フレーム生成を有効にするとフレームレートの大きな向上を確認できた。フルHDの伸び幅が一番大きく、解像度が上がるにつれて効果が薄くなるのは、Marvel's Spider-Man: Miles Moralesと似たような傾向。WQHDまでであればゲーミングディスプレーの高リフレッシュレートを活かした滑らかな画面でゲームを楽しめるだろう。
4Kの場合でも最小フレームレートが60fps以上確保できるようになるので、4K/60fpsド安定の滑らかなゲームプレイが可能になるはずだ。
WQHDゲーミングディスプレーと組み合わせて高画質高フレームーレートを狙いたい人にオススメ
今回の検証結果から、FRGAG-H670/WS202/NTKはWQHDの高画質設定で高フレームレートを狙うのに適したゲーミングパソコンだと感じた。軽~中量級タイトルはもちろん、重量級タイトルでも今後DLSS 3のフレーム生成に対応したタイトルが増えることで、画質設定を落とさずにWQHDゲーミングディスプレーの高リフレッシュレートを活かせる機会が増えていくと考えられる。これがRTX 40シリーズを搭載するFRGAG-H670/WS202/NTKの一番の強みだろう。
WQHDで高画質高フレームレートという1つ上のゲーミングを求めている人に、FRGAG-H670/WS202/NTKはオススメの1台だ。
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