月額20ドルで応答時間も向上
アメリカのAI研究開発企業OpenAIは2月1日(現地時間)、会話形AI「ChatGPT」のサブスクリプションプラン「ChatGPT Plus」を試験的に開始すると発表した。
昨年11月にリリースされたChatGPTは瞬く間に世界中の注目を集め、アクセス集中による接続障害が目立つようになってきている。
ChatGPT Plusは月額20ドル(約2570円)を支払うことで、ピーク時でもChatGPTにアクセスが可能になるうえ応答時間も向上、さらに新機能や改良点への優先的なアクセスも提供されるという。
今後数週間のうちにウェイティングリストからの招待プロセスを開始する予定だが、当初は米国内ユーザーのみが対象となる。他の国や地域でも近日中にアクセスやサポートを拡大する予定だという。
無料プランは今後も継続
OpenAIはサブスクリプションプランを開始後も無料アクセスを提供し続けると明言している。
今後はユーザーのフィードバックとニーズに基づいて、ChatGPTの提供を洗練、拡張していく予定だという。また、より低価格なプランやビジネスプラン、データパックのオプション等も積極的に検討し、可用性を高めていくとしている。