ファウンダーDmytro Olefyrenko氏インタビュー
夢中になって試していたところ少々問題が発生。幸いヘルプ用のチャットがあったので質問してみることにした。
最初はAIのMarky君が答えてくれていたのだが、途中から明らかに人間の対応となったので話しかけてみると、なんと中の人はEasy-Peasy.AIファウンダーのDmytro Olefyrenko氏だった。
これ幸いと簡単なメールインタビューを依頼してみたので以下に掲載する。
──開発体制を教えて下さい
Olefyrenko 私含めて3人の小さなチームですが、必要に応じてフリーランスの方にも手伝ってもらっています。
──「ChatGPT」と比べて明らかに速いですが、その理由はどこにあるのでしょうか?
Olefyrenko Vercelが提供するCDNエッジでプログラムを実行できるサーバレス基盤「Edge Functions」を利用することで、高速化を実現しています。Edge Functionsはグローバルに展開しているため、ユーザーにもっとも近い地域で自動的にプログラムを実行することができます。また、コールドブートがないため、実行する前の余分な時間が省略することができます。そのため、ほかのソリューションと比較して非常に高速なのです。その上でAI生成のための最適化アルゴリズムを実装しています。
──チャットボット以外にも、ビジネスに役立つたくさんのテンプレートが用意されているのは、いいアイディアだと感じました。どのように思いついたのでしょうか?
Olefyrenko わたしたちはコンテンツ制作のプロセスを簡略化しスピードアップする方法を探していましたが、定形のテンプレートを再利用することがいちばんうまくいくという結論にいたりました。
──今後のビジネスの展望を教えて下さい。
Olefyrenko 有機的かつ持続可能な方法でユーザーベースを拡大したいと考えているため、ユーザーの維持と体験に重点を置いています。わたしたちはユーザーと積極的に関わり、製品についてほかの人に伝えてもらうよう働きかけています。具体的には紹介プログラム、アフィリエイト・プログラム、レビューへのインセンティブ、ソーシャルメディアの活用などを行なっています。また、多くの人に知ってもらうため、検索エンジン最適化、ブログ、コンテンツマーケティングを活用しています。
Olefyrenko とは言え、より多くのユーザーを獲得するためには有機的な成長が最適なので、すぐれた製品を提供し続けることでユーザーと強い関係を築きたいと考えています。
──将来的に広告は掲載されるのでしょうか?
Olefyrenko 広告を掲載する予定はありません。その代わり、インフラと運用コストをカバーするために、サブスクリプションベースのサービスを提供しています。
次回は使用感をレポートする予定だ。