12月5日から東京・銀座の「GINZA 456 Created by KDDI」にて、「ととのう宇宙ラウンジ」が開催されています。3月31日までの予定で、参加費は無料。GINZA 456のウェブサイトから予約できます。
GINZA 456はKDDIのコンセプトショップ。1Fは主に5G関連の展示が行なわれるショールーム。2階にはauの最新ラインナップが展示され、スマホの契約・購入もできます。そして、地下にイベントフロアがあります。2021年の春以来、デジタル空間で蝶を捕まえたり、花見を楽しんだり、電子楽器を演奏して葛飾北斎の浮世絵をダイナミックに動かしたりと、さまざまなイベントが開催され、人気を集めてきました。
現在開催中の「ととのう宇宙ラウンジ」は、壁面に神秘的な宇宙の映像が映されて、その没入空間の中で、心を落ち着かせるヒーリング体験ができる趣向。イベント名にある「ととのう」は、サウナに由来。サウナと水風呂を繰り返して“ととのう”ように、瞑想タイム(サウナ)と休憩タイム(水風呂)を2往復して、あたかもサウナでととのったかのようにリラックスできる仕組みです。
会場には8つの円形のマットが設置されていて、イヤホン型の脳波計を着けて、自由な姿勢で瞑想します。休憩タイムには、自由に歩き回って、幻想的な空間演出を楽しむことができます。
体験が終わると、脳波の状態から、自分の「ととのうスコア」が表示され、その記録をQRコードで読み取って持ち帰ることもできます。
筆者は、そもそもサウナは好きではないのですが、ここでは普段着のままで、快適な室温で、ただ、だら~っとしているだけでリラックスできました。ほのかにアロマの香りが漂い、個人的にはサウナというより森林浴を楽しんでいるような気分に浸れました。
感じ方は人それぞれだと思うので、サウナが好きな人も、そうでもない人も、体験してみることをオススメします。スペース内は撮影自由なので、映える写真を撮りたい人にもピッタリです。最近のスマホなら夜景モードに切り替えることなく、オートできれいな写真が撮れること請け合いです。
なお、1Fのエントランスにも宇宙船をイメージさせる椅子が設けられて、そこでも写真撮影を楽しめます。
また、1Fのショールームでは「KDDIと宇宙のかかわり・衛星通信の歴史」という展示が行なわれています。スペースXが開発し、KDDIも法人・自治体向けにサービスを提供しているStarlinkのアンテナも展示されていました。ここだけでも見る価値がありそうなので、銀座に行った際に、ふらっと寄ってみるのもいいでしょう。