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元和食職人の技が冴えわたる 「麺や 福々三座」の新春を彩る限定麺

2023年01月06日 12時30分更新

文● 取材●瀧本充広、撮影●岩堀和彦、奥西淳二

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 千葉の人気ラーメン店が、「ラーメンWalker千葉2023」(発売中)の読者のために、月に1回ずつ限定麺を出す「プレミアム麺」。今回のテーマは「季節を感じる一杯」。ラーメンを通じて千葉の旬の食材の魅力を各実力派店主が創作する。レギュラーメニューでは味わえない意外なメニューも多く、各店の個性あふれる限定麺になっている。

 2023年1月に行うのは、「ラーメンWalker千葉グランプリ2022」新店部門で見事1位に輝いた実力店「麺や 福々三座」だ。

【2023年1月11(水)~15日(日)開催】繊細で優しい甘味が染み渡るカブのスープにほっこり

↑「淡麗かぶ塩ラーメン」(1,100円)。トッピングにもカブの浅漬けなどがのる 撮影/岩堀和彦

「淡麗かぶ塩ラーメン」(1,100円)。1日15杯限定

 無化調で作り、豚骨や鶏ガラの動物系の新鮮な旨味を存分に味わえる人気店「麺や 福々三座」。「ラーメンWalker千葉2023」プレミアム麺で挑むのは、冬から春にかけて旬を迎えるカブを使った一杯。カブをみじん切りにして、生鶏の鶏ガラと一緒に炊き出し、カブのスープに仕立てる。カブの甘味が鶏の旨味にまとわるように存在し、まるで和食のダシを飲んでいるような繊細なスープを味わえる。また、カブの浅漬けや葉ものもトッピングにのせるなど、千葉のカブのおいしさを改めて感じられるはず。そのほかにも、低温調理した豚チャーシューや、昆布の梅肉あえ、柚子など、スープに合うトッピングが満載だ。

↑東庄町の名産のカブ 撮影/岩堀和彦

 メイン食材のカブは、東庄町の名産で甘味がしっかりとしているのが特徴。冬から春にかけて旬を迎えるもので、葉も使うのでカブのすべてのおいしさをラーメンで感じられる。カブのスープは他店ではなかなか味わえないこのプレミアム麺ならではの一杯だけに、楽しみにしよう。

↑店主の福田三智男さん  撮影/奥西淳二

 店主の福田さんは、京都の日本料理店に約30年勤め、和食の世界を極めた実力を持つ。その後に京都で「らーめん福三(ふくさん)」(閉店)、石川で「麺や 福座(ふくぞ)」(現在は弟子が経営)を営み、それぞれ行列ができる人気店にする。弟子の勧めもあり、千葉に移住し、2021年5月に八千代緑が丘に「麺や 福々三座」をオープンさせた。長年培った和食職人としての技術をラーメンに注ぎ込み、他店にはないオリジナルのラーメンを確立させ、その味は一度食べれば納得するはず。「ラーメンWalker千葉グランプリ2022」の新店部門1位。このプレミアム麺でも、その実力をいかんなく発揮する。

↑昨年末から外観を赤に変更した。これはこれまでの京都、石川の2店舗と同じ色

【実施日】2023年1月11日(水)~15日(日)開催。1日15杯限定

【麺や 福々三座】
住所:千葉県八千代市大和田新田1035-1
電話:047-407-0767
時間:11:00~15:00、18:00~21:00、土曜7:00~9:00、11:00~15:00、18:00~21:00、日曜7:00~9:00、11:00~15:00 (各LO)
休み:月曜、火曜
席数:11席(カウンターのみ)※禁煙
駐車場:5台(無料)
交通アクセス:東葉高速鉄道八千代緑が丘駅より徒歩14分

※限定麺を食べるには必ず「ラーメンWalker千葉2023」が必要です。食券購入時または注文時に店舗スタッフに提示してください(1人1冊、電子版不可)

【ラーメンWalker千葉2023プレミアム麺参加店舗】
2022年12月「ラーメン ししょう」(終了)、2023年1月「麺や 福々三座」、2月「大勝 松戸店」、3月「房総式ラーメン JINRIKISEN」、4月「自家製手打ち麺 粋や」、6月「魚骨らーめん 鈴木さん 本店」

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