カンムは12月27日、三菱UFJ銀行と資本業務提携を発表した。
カンムは2016年9月にローンチしたオンライン決済サービス「バンドルカード」を主力事業とするスタートアップ企業。2022年6月には手元の資産形成に活用できるクレジットカード「Pool」をリリースしている。
今回、三菱UFJ銀行によるフリークアウト・ホールディングスその他株主が保有するカンムの株式の一部取得をもって資本業務提携契約を締結。資本業務提携における最初の取り組みとして、三菱UFJ銀行口座保有者に向けた決済サービスのひとつとしてカンムのサービスを提供することを予定しているという。
カンムが持つ簡易な後払い決済のノウハウを、三菱UFJ銀行やグループ会社が提供する商品やサービスと組み合わせ、機能強化を図り、三菱UFJ銀行の商品やサービスのさらなる利便性の向上および顧客満足度向上に寄与できるとしている。
将来的には、より広範な領域での協業も検討し、カンムが現在展開する既存事業の範疇にとどまらず、新領域での事業拡大を目指すという。