最上位のCore i9-13900K／Ryzen 9 7950XとRTX 4090を採用する最強クラスPCも登場！

2022年のインテルvsAMDをジサトライッペイ＆ハッチが語る！

巨大でエアフローに優れたCOSMOS C700Mに2人とも興味津々

　こんな感じで、相手のことを褒めつつも、終始優位に立とうとする2人。ここで主旨を変えて、「ZEFT Z30XF」と「ZEFT R42WX」のことを聞いてみた。

──イッペイさんは「ZEFT Z30XF」について初めて見た印象はいかがですか？

ジサトライッペイ：「とにかくでけーな！」と。いい意味で（笑）。僕は大艦巨砲主義なのでかなり好印象ですね。ただし、寄る年波のせいか、ソロ運搬は無理めなので、ぜひいつかキャスター付きで販売してほしいな。BTOオプションにキャスターがあったら、絶対売り上げが上がると思うんだけどなー。

自身も巨大なPCケースにメインマシンを入れているジサトライッペイは、COSMOS C700Mがとても気に入ったようだ

──ハッチさんは「ZEFT R42WX」について初めて見た印象はいかがですか？

ジサトラハッチ：とにかくPCケースの大きさによる迫力はありますね。高性能なPCパーツで構成されていて、高負荷なクリエイティブ作業をする人などにも満足のいく性能だと感じました。これが家にあったら、絶対に自慢したくなるね。

「自宅に置いて自慢したいね。これは」とまじまじと「ZEFT R42WX」を眺めるジサトラハッチ

天面前方に備わっているボタンにより、LEDの色やエフェクトが変更できる

レインボーだけでなく単色にもできるぞ

──Core i9-13900KとRTX 4090搭載のマシンを購入したら何に使いたいですか？

ジサトライッペイ：CINEBENCH R23に3DMarkにPCMark 10など、とにかくたくさんゲームがしたいですね。

──それはゲームではない気が……。

ジサトライッペイ：CINEBENCH R23と3DMarkは俺にとってはゲームだ！

──Ryzen 9 7950XとRTX 4090搭載のマシンを購入したら何に使いたいですか？

ジサトラハッチ：4K以上の高解像度のAAAタイトルを、大画面でプレイしてみたいですね。

──よかった。ハッチさんはまともだ（笑）。

ジサトラハッチ：おれはFPSはあまりプレイしないけど、ゲーマーではあるからね。

また争いが勃発！　と思ったが、案外互いの健闘をたたえているようだ。やはり、どちらも性能が伸びたほうが市場が盛り上がるからだろう

──2023年のインテルはどうなっていくと予想しますか？

ジサトライッペイ：例年どおりなら前半はRaptor Lake-Sのnon-K型番やKSモデルで市場をけん引し、後半は次世代インテルCoreプロセッサー（開発コードネーム：Meteor Lake）でさらなる飛躍の年になると思ってるよ。あと、dGPUでも次世代インテルArkシリーズ（開発コードネーム：Battlemage）にも期待だね。GeForceと拮抗するぐらいになると、三国時代に突入してより面白い市場になると思ってるよ。

──同じくAMDも予想があれば教えてください。

ジサトライッペイ：ライバルがガンガン性能を上げているのでそれに追随するか、それともチップレットデザインを極めたコスパ絶対主義になるか。迷いどころだね。個人的には、そんなことよりもドライバーの改善や各種ベンダーとの密な協業で、地盤を固めていってほしいところかな。やはりそこの不安定さがまだ足を引っ張っているイメージがあるんで。

──2023年のAMDはどうなっていくと予想しますか？

ジサトラハッチ：Ryzen 7000シリーズは現在、ハイエンドなモデルが先行し、CPU自体も高価、かつAM5マザーボードも高く、コスパで組むなら前世代モデルを選択せざる得ない状況だけど、来年以降はDDR5メモリーの価格もさらに落ちて、低消費電力のRyzen 7000シリーズが登場することで、より安価にAM5対応PCがお買い得に組めるようになると思う。また、Radeon RX 7000シリーズも600や500番台が登場することで、コスパ重視なユーザーに注目されること間違いなしだね。

──同じくインテルの予想があれば教えてください。

ジサトラハッチ：やはりインテルArcの次世代機の性能が気になるね。どんどん性能を上げてくることで、競争がより激しくなり、全体的にビデオカードの価格が下がり、市場が活性化することに期待だね。

──ジサトライッペイとしての来年の抱負を教えてください

ジサトライッペイ：健康！　貯金！　彼女！

──ジサトラハッチにはどうなってほしいですか？

ジサトライッペイ：いつまでも今のままの彼でいてもらいたいものです。

──ジサトラハッチとしての来年の抱負を教えてください。

ジサトラハッチ：新技術や新サービスにも目を向けて、さらに躍進していきたいですね。

──ジサトライッペイにはどうなってほしいですか？

ジサトラハッチ：今のままの突き抜けた存在でいてほしいね。

──なんだか最終的にいい話になって終わりましたな。あれ、イッペイさん、ハッチさん？

　最後にお互いの健闘をたたえ合った2人は、初めのバチバチ感はどこへやらといった感じで、肩を組みながら帰って行った。いきなり表れてけん制し合って、帰って行った2人を見ながら、来年もインテルとAMDは互いを意識しながらよりよい製品を作っていってほしいなと感じる年末になった。

最終的には互いの推しCPUを持ってパシャリ。知らぬ間に仲直りして去って行った……