CORSAIRの対応電源なら、最新でも古めでも問題なし!
CORSAIR電源用12VHPWRケーブルを試す、RTX 4090でド安定動作!
2022年12月23日 11時00分更新
GeForce RTX 3090 Tiや、GeForce RTX 40シリーズといったPCIe 5.0対応のビデオカードに電力を供給する12+4ピンコネクター「12VHPWRケーブル」。次世代電源ユニット規格となる”ATX 3.0”に準拠し、12VHPWRケーブルを標準で備える電源ユニットも徐々に増えてきている。
CORSAIRからは、既存電源ユニットのPCIe 6+2ピン/CPU 4+4ピン用出力コネクター×2個から、12VHPWRケーブルに変換する「12+4pin PCIe Gen 5 Type-4 600W 12VHPWR cable」(型番:CP-8920284)が発売されている。
利用できる電源ユニットは、PCIeコネクターのタイプが、CORSAIRが定める“Type 4”規格のモデルで、ハイエンドの「HX/HXi」シリーズはもちろん、メインストリームの「RM」シリーズなど、数多くのモデルに対応。ビデオカードを含む、システム全体の消費電力に合わせた容量の電源ユニットを組み合わせるのが必須にはなるが、少し前の製品にも“Type 4”規格が採用されている。
RTX 40シリーズビデオカードには、PCIe 6+2コネクターケーブル×4本または3本から12VHPWRに変換するケーブルが付属しており、問題なく運用することができるが、内部スペースが広めのミドルタワータイプのPCケースでも、ケーブルの取り回しは、かなり厳しかったりする。
その点、「12+4pin PCIe Gen 5 Type-4 600W 12VHPWR cable」(以下:PCIe Gen5 12VHPWR cable)を使えば、ATX 3.0ならびにPCIe 5.0対応電源ユニットに買い換えることなく、12VHPWRケーブル1本での電力供給を実現できるのは、大きなアドバンテージになる。
そんな「PCIe Gen 5 12VHPWR cable」を、今回はCore i9-13900K&GeForce RTX 4090を搭載する超ド級マシンで試してみた。