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NTTデータ子会社がチュニジアでAI画像診断支援の実証実験を開始

2022年12月05日 06時50分更新

文● MIT Technology Review Japan

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NTTデータの子会社であるクニエは2022年11月28日、米国のスタートアップ企業であるディープテック(DeepTek)と共同で、チュニジアで人工知能(AI)による画像診断支援の実証実験を開始した。実施期間は2023年2月22日までの予定。

NTTデータの子会社であるクニエは2022年11月28日、米国のスタートアップ企業であるディープテック(DeepTek)と共同で、チュニジアで人工知能(AI)による画像診断支援の実証実験を開始した。実施期間は2023年2月22日までの予定。 今回の実証実験では、チュニジアの公立高次病院であり、同国の肺疾患領域をリードするアブデラハメン・マミ病院(Abderrahmen Mami Hospital)の協力のもと、ディープテックが提供するAI画像診断支援ソリューションを用いて、結核などの肺疾患に関する医師の診断精度向上や、医師業務の効率化および高度化の効果を検証する。クニエは、チュニジア保健省、アブデラハメン・マミ病院、ディープテックなどとの調整、およびプロジェクト全体のマネジメントを担当する。 実際の患者の肺画像データを利用するため、同病院のサーバーにAI画像解析の仕組みを構築。院内のサーバーでのみデータを処理し、個人情報保護と患者の匿名性を厳重に担保する。本実証実験で有効性を示せた場合は、チュニジア全土あるいは周辺諸国への展開を進めていく計画だという。

(中條)

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