JR九州、JCB、三井住友カード、日本信号、QUADRACの5社は12月1日、JR九州の一部区間において、自動改札機を利用したタッチ決済による鉄道乗車の実証実験に、JCBおよびAmerican Expressを追加すると発表した。なお、本件はJCBおよびAmerican Expressとして国内の鉄道における初の実証実験となる。
JR九州では、7月より三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、一部区間にてVisaのタッチ決済による実証実験を行なっており、今回新たにJCBおよびAmerican Expressのタッチ決済が利用可能となる。
JCBおよびAmerican Expressのタッチ決済機能付きカードやスマートフォン等を自動改札機に設置しているタッチ決済専用機器にかざすことで、列車を利用できる。
■JR九州 タッチ決済による実証実験概要
実施期間:12月5日~2023年3月31日 予定
※Visaについては7月22日より実施中
対象駅:鹿児島本線 博多駅(中央改札口・北改札口)、吉塚駅、箱崎駅、千早駅、香椎駅(1階改札口)
※タッチ決済については、対象5駅の相互区間内での利用に限る。