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TP-Link、「Archer BE900」などのWi-Fi 7対応新製品を発表 日本国内での発売は未定

2022年11月22日 17時30分更新

文● ASCII

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「Archer BE900」

 ティーピーリンクジャパンは11月22日、Wi-Fi 7ルーターの新製品「Archer BE900」などのWi-Fi 7対応新製品を発表した。

 なお、TP-Link本社が11月14日に発表したもので、日本における発売は現在のところ未定。

 Archer BE900はクアッドバンドに対応し、24Gbpsの速度を実現。12本のアンテナを内蔵することで独特な外観となっており、2本の5GHzバンドにより多くのデバイスで高速Wi-Fiが利用可能となるほか、新たに広い帯域幅と混雑のないチャンネルを提供する6GHzバンドを備える。2つの10G WAN/LANポートを搭載し、柔軟な接続に対応する。

 また、2つのトライバンドWi-Fi7ルーターとしては「Archer BE800」と「Archer BE550」も合わせて発表された。

Archer GE800

 「Archer GE800」は、10G対応Wi-Fi 7ゲーミングルーター。トライバンドに対応し、18Gbpsを超える速度を提供する。各2つの10Gポートと2.5Gポートも搭載し、オンラインゲームや8K AR/VR、NASのセットアップ等のマルチギガエンターテインメントのニーズに応えるスペックを備える。

Deco BE95

 メッシュWi-Fiの「Deco」もWi-Fi 7に対応。「Deco BE95」は4つの帯域で合計33Gbpsの速度を提供し、その内2つの6GHzバンドが全体のパフォーマンスを大幅にアップ。ひとつをバックホール専用として使うことでWi-Fi 7や6GHzに対応していないスマホやPCでも、より強力で安定した信号が実現できるという。

 また、トライバンド対応のメッシュWi-Fi 7製品として、4つの2.5Gポートを搭載して最大11Gbpsの速度を提供する「Deco BE65」、最大22Gbpsの速度と2つの10Gポートを備える「Deco BE85」も発表された。

Omada EAP780/Omada EAP770

 このほか、Wi-Fi 7の登場に伴ってTP-Linkのセキュリティーソフトウェア「HomeShield」が3.0にアップデートされ、高い保護機能を提供する。ISP向けに展開するTP-LinkのサブブランドであるAginetからもWi-Fi 7ルーターが発表された。法人向けWi-Fiシステムにおいても新たなWi-Fi 7アクセスポイント「Omada EAP780」と「Omada EAP770」がリリースされる。

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