配信でも安定運用可能!ハイエンドゲーミングPC自作にぴったり

Z790 AORUS MASTERのWi-Fi 6&10GbE、23フェーズVRMは豪華すぎ

文●松野将太 編集●ジサトライッペイ/ASCII

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合計20+1+2フェーズを採用する堅牢な電源設計

 本製品の外観は、マットなブラックとヘアライン加工が施された金属部分、VRMヒートシンクのAORUSロゴが印象的なハイエンド然としたデザインだ。CPUソケットはLGA1700で、第13世代Coreおよび前世代の第12世代Coreをサポートする。

CPU電源回路は合計23フェーズで、VCoreとVCCGT部分に105A対応の「Smart Power Stage」を採用。消費電力の大きいCore i7やCore i9向きの設計だ

 CPUの電源回路は先に述べた通り、CPU(VCore)に20フェーズ、CPU内蔵GPU(VCCGT)に1フェーズ、アンコア部分(VCCAUX)に2フェーズ、合計23フェーズのデジタル回路を採用。その内、VCoreとVCCGT部分に105A対応の「Smart Power Stage」を、VCCAUX部分のみ75A対応Smart Power Stageを使用している。

 PWMコントローラーはインテルZ690搭載マザーボードでも採用例が多かったRenesasの「RAA229131」だ。基本的には前世代のハイエンド製品の設計を継承しており、200W超えの電力を要求する第13世代Core i7/Core i9にも安定した電力を供給できる。

表面にナノカーボン加工を施すことで冷却力を高めた大型ヒートシンク「Fins-Array III」

CPUソケットを囲むように並んでいるVRM部を効率良く放熱する

CPU補助電源コネクターは4+4ピン×2。電源ユニット側もきちんと確認しよう

 また、VRM部にはナノカーボン加工を施したGIGABYTE独自の大型ヒートシンク「Fins-Array III」を採用し、冷却力についても担保されている。このあたりの安定性については、後半のベンチマークでも確認していこう。

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