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配信でも安定運用可能!ハイエンドゲーミングPC自作にぴったり

Z790 AORUS MASTERのWi-Fi 6&10GbE、23フェーズVRMは豪華すぎ

文●松野将太 編集●ジサトライッペイ/ASCII

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GIGABYTEのインテルZ790チップセット搭載マザーボード「Z790 AORUS MASTER」。実売価格は10万6700円前後

 インテルの最新CPU、「Raptor Lake-S」こと第13世代インテルCoreプロセッサー(以下、第13世代Core)の販売が始まって1ヵ月弱。新チップセット「インテルZ790」を採用したマザーボードも各社から登場している。

 しかしながら、第13世代Coreは前世代のインテル600シリーズチップセット搭載マザーボードでも使える。ゆえに、妥協のない構成で最新のインテルZ790を選ぶべきか、前世代のチップセットでなるべく低コストで運用すべきかは悩みどころだろう。

 インテルZ790搭載マザーボードは、「Core i7-13700K」や「Core i9-13900K」といった高発熱の上位SKUとの組み合わせを想定している。必然的に、堅牢な電源回路や高い拡張性を備えた製品が多い。

 11月11日に販売がスタートしたGIGABYTEのE-ATXマザーボード「Z790 AORUS MASTER」は、その中でもトップクラスの豪華な仕様がウリで、第13世代CoreでハイエンドPCを組むなら注目の存在と言えるだろう。今回は実機を触る機会に恵まれたので、その所感をお伝えしたい。

パッケージ

背面は大きなバックプレートに覆われている

 Z790 AORUS MASTERはGIGABYTEのゲーミングブランドである「AORUS」に属するモデルだ。同ブランドのインテルZ790搭載モデルは現在5製品発表しているが、最上位の「Z790 AORUS XTREME」(国内未発売)に次ぐ高機能モデルという位置付けとなる。実売価格は10万6700円前後と、比較的高価な製品が多いインテルZ790搭載モデルの中でも、ひと際ラグジュアリーな部類だ。

 それだけに、性能・機能面は充実のひと言。105A対応Power Stageを使用した合計20+1+2フェーズのデジタル電源回路、DDR5-8000までのメモリーサポート、最大5基のM.2スロット、10GbE有線LANなど、これぞハイエンドといった仕様だ。第13世代Coreの上位SKUでゲーミングPCを組みたいユーザーにはうってつけの製品であることは間違いないだろう。

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