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dアカウントがブラウザー上で生体認証が可能に。2023年2月から

2022年10月18日 17時30分更新

文● ASCII

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 NTTドコモは10月17日、dアカウントのログインにおいて、生体認証などのパスワードレス認証をさらに簡単に利用できるよう、FIDOアライアンスとW3Cが推進する最新の国際標準技術ウェブ認証(Web Authentication)とパスキー(Passkeys)による新たな認証手段を、2023年2月から提供予定であることを発表した。

 現在、ユーザーがdアカウントのログインにおいて、生体認証などのパスワードレス認証を使用する場合、「dアカウント設定アプリ」を起動して認証を行なう必要がある。今回、ウェブ認証による新たな認証手段を開始することで、dアカウント設定アプリを事前にインストールや起動することなく、利用するサービスのブラウザー上で、パスワードレス認証をさらに簡単に利用できるようになるという。

 たとえば、ドコモオンラインショップやドコモオンライン手続きなど、dアカウントを使用する各種サービスにおいて、ログイン時にパスワードレス認証を使用する場合、dアカウント設定アプリに遷移することなく、ブラウザーのみで認証が可能となる。

 加えて、パスワードレスで認証できるFIDO認証資格情報であるパスキーによる新たな認証手段を開始することで、セキュアなクラウドを介して、ユーザーのデバイスと同期してdアカウントのログインにおいてパスワードレス認証を利用できるため、機種変更時にパスワードレス認証の再設定が不要になる。

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