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Phanteksの最強簡易水冷CPUクーラーを搭載した「PG-PXT」の実力は?

40℃近い炎天下でSTORMのPCはどれだけ耐えられるのか!? よろしい、ならば我慢比べだ

文●ジサトラユージ 編集● ASCII

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強力な簡易水冷CPUクーラーを搭載したSTORMの「PG-PXT」。価格は標準構成で35万9000円

 どうも、アスキーのPC自作大好き集団「ジサトラ」こと、自作虎の巻のユージと申します。ようやく涼しい季節になってきましたが、今年の夏は本当に暑かったですね。

 PCのパフォーマンスを発揮する上で、“熱”の問題は避けては通れません。ご存じの通り、CPUやGPUなどが高クロックで動作するほど高い熱が発生してしまうため、それを冷却するためのエアフローや各種クーラー/ファンの性能には特に気を使う必要があります。

 BTO PCメーカーのSTORMは、ASCII.jpでも度々紹介している通り、冷却面にはかなりこだわっているメーカーです。そのこだわりは、わざわざスモーク装置を使って空気の流れを可視化し、エアフローの検証を行うほど。

 そんなSTORMから、新たなCPUクーラーを採用したモデルが登場するという話を耳にしました。なんでも、冷却性能にかなり自信を持っている様子。しかし、いくら自信があると言っても、それを実際に体感できなければ効果のほどはわかりません。

 趣味にしろ仕事にしろ、生活にPCを取り入れている人にとっては、春夏秋冬いつでも万全のパフォーマンスを発揮してくれないと困ります。夏でもバリバリ仕事ができる、あるいはゲームやクリエイティブな趣味に全力で取り組めるようなマシンこそ理想です。ちょっと気温が高いくらいで音を上げるようなデリケートな設計では、到底PCヘビーユーザーの相棒としてはふさわしくないでしょう。

 そのPCの冷却性能を確かめるにはどうすればいいのか? 答えは1つしかないでしょう。「暑さ我慢比べデスマッチ」で、PCと僕、どちらが暑さに耐えられるのか試してやればいいのです。炎天下にそのPCでゲームをして、どちらか先に音を上げるのか。これなら単なる数値だけでなく、実感を持って冷却性能を計れるってもんです。

こう見えて、学生時代は運動部で汗を流していましたし、ラーメン屋の灼熱の厨房でラーメンを作っていた経験もあります。暑さにはかなりの耐性があると自負しているので、生半可な冷却性能じゃ相手になりません。わからせてやるとしましょう

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