MSI、NVIDIAの新GPU「RTX 4090/4080シリーズ」採用のビデオカードを発表
エムエスアイコンピュータージャパンは9月28日、NVIDIAの新GPU「RTX 4090シリーズ」および「RTX 4080シリーズ」を採用したビデオカードを発表した。
第3世代のRTXであるGeForce RTX 40シリーズのビデオカードは高効率で新しいNVIDIA Ada Lovelaceアーキテクチャーを採用。ゲーマーやクリエイターにパフォーマンスの向上だけでなく、新しい表現力などの多くの飛躍的な向上をもたらし、没入感のあるゲーム体験や驚異的なAI機能、最速のコンテンツ作成への門出となるという。
「SUPRIMシリーズ」はTORX FAN5.0や最大10本のコアパイプ、新型のWave-Curved 3.0エッジとエアフローコントロールフィンなど、最新技術を集めた空冷システム「TRI FROZR 3S」を搭載。RTX 4090とRTX 4080 16Gベースのモデルは高い熱伝導能力を持つベイパーチャンバーを搭載し、RTX 4080 12Gベースのモデルは巨大なニッケルメッキ銅製ベースプレートを備える。RTX 4090採用モデルは3.75スロット、RTX 4080採用モデルは3.5スロットのサイズとなっている。
クーラーのシュラウドとバックプレートにはブラッシュ加工されたアルミニウム素材を採用し、カードを補強しつつ外装を美しく際立たせるほか、何百万色もの色彩とカスタマイズ可能なライティングエフェクトの備えるRGB Mystic Lightを装備。デュアルBIOSを搭載し、スイッチひとつで静音重視のサイレントモードとパフォーマンス重視のゲーミングモードを簡単に切替が可能。
SUPRIMシリーズには空冷モデルに加えてSUPRIM LIQUIDと名付けられた水冷モデルも登場。GeForce RTX 4090シリーズで採用されるこのモデルは、クローズドループ水冷システム採用。高い冷却効率を誇る大型(240mm)ラジエーターを備え、2つのMSI Silent Gale P12 120mmファンで冷却。ボード側にもヒートシンクにTROX FAN5.0を1基搭載し、電源フェーズ部も確実に冷却する。
「GAMING TRIOシリーズ」は、ゲーマーからの高い信頼を誇るパフォーマンス、冷却効率、静音性のバランスを維持しながら最新の技術によってリフレッシュ。3枚のファンブレードを外輪部で結合させたTORX FAN5.0を用いる新型冷却システムTRI FROZR3を新搭載して空気を集中。RTX 4090および4080ベースのモデルでは実績のあるニッケルメッキされた銅製ベースプレートを採用。重要なコンポーネント部分には高性能なサーマルパッドを採用し、パッシブ冷却機能も備える。RTX 4090搭載モデルは3.75スロット、RTX 4080搭載モデルは3.25 スロットと、3スロットを占有する印象的なサイズが特徴。ライトティングにRGB Mystic Lightを搭載するほか、スイッチひとつで静音重視のサイレントモードとパフォーマンス重視のゲーミングモードを簡単に切替可能なデュアルBIOSを搭載。
「VENTUSシリーズ」はどんな組み合わせにも適した質実剛健なモデルという。効率の良い冷却システムとブラッシュ加工されたアルミニウム製バックプレートを採用。3連ファンによる高い冷却性能を持つ冷却システムにはTROX FAN4.0を3基搭載。RTX 4080シリーズに採用されたVENTUS 3Xは3スロットと 2.5スロットのスリムなデザインとしている。
同社では、GeForce RTX 40シリーズのラインアップはSUPRIM/SUPRIM LIQUID/GAMING TRIO/VENTUSからのリリースとなるが、今後さらなるシリーズの登場を予定しているという。
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