モーダル小嶋のTOKYO男子めし 第75回
実は「ストロベリー&アプリコットフレーバー」なんですけどね:
ついに登場「イチゴ味のレッドブル」レッドエディション(2022)のお味は?
2022年09月27日 16時30分更新
「レッドブル・エナジードリンク レッドエディション」
レッドブル
190円(税抜)
https://www.redbull.com/jp-ja/energydrink/red-bull-red-edition
ストロベリーだけじゃなくて
アプリコットの味もするみたい
エナジードリンクとしての「レッドブル」は1987年に誕生したそうですが、日本には2005年に上陸、2006年からコンビニなどで展開と、誕生から数えれば、かなり時間がかかっての登場となりました。とはいえ、日本でも、もう15年以上の歴史があるわけです。
国内でもおなじみになったレッドブル。9月27日からは、レッドブル・エナジードリンクの新フレーバーとして「レッドブル・エナジードリンク レッドエディション」が販売されます。
「鳴り響く、鼓動の翼」をテーマにした、イチゴ味のエナジードリンクです。100mlあたり、アルギニン120mg、カフェイン32mgなど、メインとなる成分の量は通常のレッドブルと同じ。
ちなみに2021年にも「レッドエディション」という商品が出ているのですが(参考記事)、あちらはスイカ味だったのに対して、2022年はイチゴ味だそうです。
缶には「Groovy Fizz」と表記されています。一方、缶の裏側(といえばいいのか?)には「ストロベリー&アプリコットフレーバー」と書かれていますね。
実はこれ、2022年夏にアメリカ中心に売られていたサマーエディション(現在、「アンバーエディション(THE AMBER EDITION)」としてレギュラー化)したものと、同じ構成のフレーバーなのです。
なので、缶にもストロベリー&アプリコットと書いてくれればわかりやすかったのかもしれません。事実、海外の「アンバーエディション」の缶には、「Groovy Fizz」ではなく「Strawberry Apricot」と表記されています。
もっとも、日本では「ブルーエディション」「ホワイトエディション」と色名を使った商品名が続いているので、統一性を持たせるために、レッドエディションとしたのかもしれません。
ただ、そうなると、2021年のレッドエディション(スイカ味)と紛らわしいのでは、海外と同じく「アンバーエディション」でよかったのでは……とも思いますが、アンバー(琥珀色)よりも、イチゴ味ですよ、ということを押し出すために、あえてわかりやすい色名の“レッド”にしたということなのでしょうか。
わざとらし〜く甘いイチゴ味です
肝心の味としては、“イチゴ味”ではあります。まあ、イチゴ果汁というよりは、かき氷のイチゴシロップの味とか、イチゴ味の飴の味とか、そっちのノリですが。人工的なイチゴです。
それゆえに、エナジードリンクの飲み口が苦手という人でもイケるかもしれません。「このわざとらしいイチゴ味!」が好きになれないという人も、逆にこれが好みなんだよという人もいそうな、駄菓子チックな風味です。
アスキー編集部きってのエナジードリンク大好き人間、エナドリ番長・スピーディー末岡さんにも感想を聞いてきました。
末岡「今回のフレーバーはイチゴということで、あまり気をてらってないのが残念というか安心したというか……。味も、匂いも、イチゴが前面に出過ぎていて、エナジー感はゼロ」
「一言で言えば『イチゴソーダ』という感じだが、そもそもイチゴソーダ自体をあまり見ないので、これはこれでアリかもしれない。後味も思ったよりさっぱりしているし」
「レッドブルっぽくないので、うっかりゴクゴク飲めてしまうのだが、含有物はしっかりエナドリ。飲み過ぎると目がギンギン、血糖値ギューンになるので注意しよう」
イチゴ味(アプリコットも意識しているみたいですが)のエナジードリンクというのはあまり例がないですし、“自然な果汁感”のようなものはほぼないにせよ、フレーバーとしては振り切っていて、好感が持てます。
ただ、前述したように、ネーミングが紛らわしいのはちょっと困ったところ。もうすこし「イチゴ(ストロベリー)」を商品名や缶のデザインに押し出してもよかったのでは……とも感じました。
ともかく、「エナジードリンクの味には、ちょっと飽きたな」という人などでも、かなり気分を変えて飲める味には仕上がっています。気になったら、ぜひチェックしてみてください。
モーダル小嶋
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。編集部では若手ともベテランともいえない微妙な位置。一人めし連載「モーダル小嶋のTOKYO男子めし」もよろしくお願い申し上げます。
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