オンキヨー製マグネシウム振動板BA搭載(FitEar/須山補聴器)
FitEarは発表会も実施し、新型のカスタムイヤホン「H-1 Custom」を発表した。会場では試聴用にユニバーサルモデルを展示していた。“H-1”は、開発者の堀田氏が手がけた一号機を意味している。堀田氏が手がけて先に発売された「FitEar Silver」と同じく、フルレンジユニット+ツィーターの構成で設計されている。マグネシウム振動板のONKYO製BAドライバーを採用しているのが特徴だ。価格は約12万円。
聴いてみるとオーディオファイル向けの音調で端正な音だ。筐体の違いからか「Silver」よりもやや穏やかな感じがする。
世界初公開の「NEO Stream」は光変換対応(TOP WING Cybersound Group)
TOP WINGのブースでは、事実上の世界初披露となるiFi audioの「NEO Stream」が展示されていた。いわゆる“ネットワークプレーヤー”だが、海外ではストリーマーとも呼ばれる。ネットワーク経由で受けた音源データをオーディオ用のアナログ/デジタルに変換して出力する機器だ。
NEO Streamには、ネットワーク入力用に一般的なEthernet端子(RJ-45)のほかに、光入力ができるSFPポートが標準装備されているのが特徴だ。本体にはSFP対応のメディアコンバーターと光ファイバーケーブルも同梱されている。つまり、買った状態で光入力を使用した電気的なアイソレーションが可能となる。ノイズを効果的に遮断できる。
こうしたコンバーターは相性問題があるので、標準添付されているのはユーザーにとってありがたいだろう。
また、デジタル出力にPS Audio方式のI2S出力(HDMI端子)がついているなど、ハイエンド機並みのスペックを持っている機材だ。価格は20万円前後となる予定。
この連載の記事
-
第4回
AV
FiiOの新提案「R7」や、Noble Audio「VIKING RAGNAR」の驚愕サウンド、エミライブースより -
第3回
AV
finalがフラッグシップ完全ワイヤレス「ZE8000」を展示、驚きの約50万円純銀ケーブルも? -
第2回
AV
FitEarが新イヤホン「FitEar H1」発表、オンキヨー製のマグネシウム振動板採用BAドライバー搭載 -
第1回
AV
「秋のヘッドフォン祭2022」開幕、春の“mini”に続くリアル開催 - この連載の一覧へ