今年のXperiaブースは
新発売のゲーミングギアが主役
9月15~18日までの4日間にわたって開催された世界最大規模のゲームの祭典「東京ゲームショウ2022」。新型コロナウイルス感染症を鑑みて2020年からオンラインでの配信オンリーから、3年ぶり幕張メッセに帰ってきました。ソニー(SIE)は出展を見送ったものの、Xperiaブースは健在です。これまでステージイベントの様子をレポートしてきましたが、今回はXperiaブースそのもののレポートをします。
幕張メッセの敷地は非常に広く、歩きまわるだけでも一苦労ですが、Xperiaブースの場所は非常にわかりやすいホールのド真ん中。巨大なXperiaロゴの看板が目につきます。
Xperiaブースは大きく分けて3のブロックが並んでおり、真ん中に「イベントステージ」、その両脇に最新のXperia 1 IVとまだ発売前のXperia Streamが体験できる「試遊ブース」があります。ステージでは連日Xperiaアンバサダーや人気声優が多数出演するイベントがライブ配信で行なわれ、すでに前回までの記事でも紹介していますので、ここでは実際にゲームを体験できる試遊ブースを紹介します。
ブース展示では、勝つためのゲーム機能がふんだんに搭載された「Xperia 1 IV」と、10月14日に発売を予定しているゲーミングギア「Xperia Stream for Xperia 1 IV」、そしてソニー初となるゲーミングブランドの「INZONE」を使ってゲームを体験できました。プレイできるゲームは人気バトルロイヤル「PUBG MOBILE」と非対称対戦型マルチプレイゲーム「Identity V 第五人格」の2つ。
東京ゲームショウにおけるXperiaブースの立ち位置は
Xperia 1シリーズから大きく変わった
まず過去に目を向けると、以前はXperiaやソニーの独自色を出すために、PlayStation 4のリモートプレイを体験するというような、どちらかというとXperiaは主役というよりは周辺機器のような立ち位置でした。スマホゲームは着実に進化を続け、すっかりPCやプレイステーションでしかできなかったようなハイクオリティーのゲームがたくさん登場しました。明らかに風向きが変わったのは、Xperia 1シリーズ以降で、ゲームプレイにおいて有利なアスペクト比21:9の約6.5型ディスプレーや、よりゲームに集中・勝つための「ゲームエンハンサー」機能を搭載し、東京ゲームショウでも一目置かれる存在となりました。今年はまさに大きな転機となるXperia Streamの登場によって、Xperiaブースはまさにゲーミングスマホ会場になっていました。
Xperiaブースで試遊できるゲームは、すべてXperia 1 IV+Xperia Streamを使ってプレイできるようになっていました。使われているのは、フラッグシップモデルのXperia 1 IV。6.5型有機EL(3840×1644ドット)のリフレッシュレート120Hz駆動ディスプレーと、240Hzの残像低減技術により、動きの速いゲームコンテンツもくっきりなめらかに映し出せるほか、240Hzの高速タッチレスポンスで指の動きを素早く正確に読み取って操作できるので、ストレスなくゲーム操作ができます。
しかも視野が広く、操作する手で見たい情報が隠れないという21:9の超ワイドディスプレーは、使うとその良さが身にしみてわかります。
この連載の記事
-
第79回
ゲーム
最新作『Grim Guardians: Demon Purge』が試遊できた「インティ・クリエイツ」ブース【TGS2022】 -
第78回
デジタル
ネモ選手などが日本eスポーツ産業の現状や未来の展望を語り合う「Future of esports」取材レポート【TGS2022】 -
第76回
ゲーム
レスポンスタイム0.2msのキーボード「Apex 9」シリーズや新型ヘッドセットなどをSteelSeriesが展示【TGS2022】 -
第75回
ゲーム
激ムズのエスピナス亜種に悲鳴続出!?東京ゲームショウカプコンブースレポ -
第74回
デジタル
新たな4Kキャプチャー展示やVTuber体験コーナーで注目のAVerMediaブース【TGS2022】 -
第73回
PCパーツ
次世代Gen 5 SSDも参考出展!PS5拡張用SSDやSDXCカードなどをNextrageが展示【TGS2022】 -
第72回
デジタル
Steamを楽しむ尽くすゲーム機「Steam Deck」でゲームがプレイできたSteam Deckブースが大盛況!【TGS2022】 -
第71回
デジタル
MSI、AMD最新チップセットX670Eマザーボードや世界初のヒートパイプ搭載無線LANルーターなどをTGSに展示!【TGS2022】 -
第70回
VR
多い時は150分待ち!?Meta Questブースで最新VRゲームを体験してきた【TGS2022】 -
第69回
ゲーム
巨大なソニックに等身大ペルソナ像! 多数の試遊台が用意されたセガ/アトラスブース【TGS2022】 - この連載の一覧へ