エレコムは8月23日、長寿命と高い安全性を実現するリン酸鉄リチウムイオン電池セルを採用したUSB Power Delivery対応モバイルバッテリー「DE-C39-12000」シリーズを発表。8月下旬に発売する。
従来のリチウムイオン電池セルより発火しにくく、電気自動車などにも採用されている安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池セルを採用。リチウムイオン電池セルに比べておよそ2倍の長寿命(およそ1000サイクル)を実現。電池容量は1万2000mAhで、USB Type-AポートとUSB Type-Cポートを各1ポート搭載し、2ポート合計出力は20W。
USB Type-CポートはUSB Power Delivery規格に対応するほか、USBポートに搭載した高性能ICが接続機器を自動で見分けて最適な出力で最速に充電できる「おまかせ充電」機能、本体充電用ケーブルを接続したままでスマホとモバイルバッテリーを充電できる「まとめて充電」機能、Bluetoothヘッドセット・イヤホンなど充電電流の小さい小型電子機器を最適な電流で充電できる「低電流モード」を搭載する。さらに接続機器から本製品への給電を防止できる「強制出力モード」を搭載。
定格出力はUSB Type-Aポートが5V/2.4A、USB Type-Cポートは5V/2.4A、9V/2.22A、12V/1.67A(2ポート同時使用時はUSB Type-Cポート出力を優先し残りの出力W数をUSB Type-Aポートから出力する)。ブラックとホワイトの2カラーが用意され、実売価格は6980円前後の見込み。