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Galaxy発表会「Unpacked」開催! Galaxy Z Fold4、Galaxy Z Flip4を発表

2022年08月12日 10時00分更新

文● 山根康宏 編集●ASCII

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本体サイズを縮小しつつディスプレーはそのまま
「Galaxy Z Fold4」

 Galaxy Z Fold4は前モデルから細かい部分のブラッシュアップが図られ、これまでで最もパワフルな折りたたみスマートフォンとなった。

Galaxy Z Fold4

 Galaxy Z Fold4もGalaxy Z Flip4同様にヒンジが改良され、従来のギア式構造を変更することでよりサイズを小型化。また折りたたみディスプレーも構造を変更し、より軽量化を図った。これも目に見えない部分だが大きな進化となっている。

ヒンジ構造を見直して大幅な改良を行なった

 メインディスプレーに埋め込まれたアンダーディスプレーカメラ(UDC)も改良され、新しいサブピクセル配置によりカメラ未使用時のカメラの存在が目立たなくなった。大画面使用中の没入感が高まっており、動画やゲームアプリ使用にも適している。

UDCはより目立たない配置となった

 OSは大画面に適した「Android 12L」を搭載。新機能として画面下部のホームボタンなどが表示されるエリアにアプリのショートカットアイコンを配置する「App Bar」が搭載。従来のモデルでは画面の側面からスワイプしてショートカットを呼び出したり、側面に固定されたが、より使いやすい場所へ配置することでマルチタスク作業もしやすくなっている。

画面下部にアプリアイコンを配置できるApp Bar

 マイクロソフトのオフィスアプリとの連携も強化し、WordやExcelなどのアプリを左右に表示し、文章や図などをドラッグ&ドロップして相互のアプリ間で利用できるようにした。ビジネスツールとしての使い勝手がまた一歩進化している。

マイクロソフトオフィスアプリの連携が容易になった

 Flex Modeも対応アプリを拡大。マイクロソフトのTeamsでは会議メンバーと資料をシェアする際に、上半分に資料、下半分にメンバーと見やすいレイアウトで使うことができる。ほかにもGmail、Chromeなどでもアプリ間のドラッグ&ドロップ対応や、Google MeetでのYouTube動画表示などが可能になった。なお、Flex ModeはNetflixでも対応し、ビジネスユースだけではなくエンタメ利用にも適している。

TeamsでもFlex Modeを利用できる

 カメラはメインに5000万画素と高画質なカメラを搭載。1200万画素の超広角に加え、1200万画素の光学望遠は3倍となり倍率を高めた。夜間撮影を強化したほか、デュアルプレビューなどカバーディスプレーを生かした自撮りなど多彩な撮影スタイルを利用できる。

カメラセンサーは23%明るくなり、夜間撮影性能も向上

 そして前モデルから対応するスタイラス「Sペン」の入力にも対応。Sペンを使い手書き文字のテキスト化や、アプリ間のドラッグ&ドロップ時に細かい作業ができるなど、ほかの折りたたみスマートフォンにはないGalaxy Z Fold4ならではの機能となっている。

Sペンに対応し自在な手書きが可能だ

Galaxy Z Fold4の主なスペック

「Galxy Z Fold4」の主なスペック
メーカー サムスン電子
ディスプレー 7.6型有機EL
6.2型有機EL
画面解像度 2176×1812ドット
2316×904ドット
サイズ 約155.1×130.1×6.3mm
約155.1×67.1×14.2mm(最厚部15.8mm)
重量 約263g
CPU Snapdragon 8+ Gen 1
内蔵メモリー 12GB
内蔵ストレージ 256GB/512GB/1TB(samsung.comのみ)
OS Android 12L
カメラ アウト:約1200万画素(超広角)
+約5000万画素(広角)
+約1000万画素(光学3倍)
/イン:約400万画素
/カバーカメラ:1000万画素
バッテリー容量 4400mAh
カラバリ Gray Green、Phantom Black、Beige

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