AMDチップス集 第3回
【AMDチップス集】ゲーム起動中にネット検索可能!AMD Software: Adrenalin Editionではブラウザーが使えるって知ってる?
2022年08月05日 11時00分更新
本連載では、AMD関連の超基本的な使い方から&以外に知らない便利な活用法などをお伝えする。今回はAMDの統合ソフトウェア「AMD Software: Adrenalin Edition」に実装されているブラウザー機能についてご紹介したい。
今回も前回と同じく検証環境は、CPUがAMD「Ryzen 5 5600X」(6コア/12スレッド)、マザーボードがMSI「MAG B550 TOMAHAWK」(B550)、ビデオカードがASRock「Radeon RX 6750 XT Phantom Gaming D 12GB OC RX6750XT PGD 12GO」(Radeon RX 6750 XT)を採用している。
「AMD Software: Adrenalin Edition」は、ゲームプレイ中でもいつでも「Alt」+「R」で呼び出せる。そんな「AMD Software: Adrenalin Edition」では、地球のようなブラウザーのアイコンをクリックして、ブラウザーを起動できる。
ゲームがフルスクリーンで起動している時でも、このブラウザーは呼び出せるので、ゲームの攻略情報を検索したり、ゲームを起動したまま休憩がてらに動画視聴もできる。文字入力は、環境によって動作しない場合もあるが(バージョンまたはOS設定によっては使えない?)、基本的にはOSに依存する。キーボードが日本語入力であれば、変換キーで日本語入力も行なえる。
また、画面右上の矢印をクリックすると、ブラウザーを左端に追いやってゲームを見ながらネットの視聴ができるようになる。画面サイズが狭まり、ウェブサイトの一部しか見えなくはなるが、ゲーム画面とウェブサイトを交互に切り替えて、素早く調べものをするのにも便利。
加えて、動画再生をした場合、画面は一部しか見えなくなるが、動画の音だけを楽しみながらゲームをプレイする、なんてながらプレイも可能だ。
©Bandai Namco Entertainment Inc.
ちなみにタブはいくつも開くことができ、ブックマークにも対応する。さらに、サイトのログイン画面などで、IDやパスワードを覚えていて、一発でログインできる。詳細設定などを開くことはできないので、キャッシュは溜まる一方なのだろうか……その点は気になるが、使い方によっては便利な機能だ。
余談だが、ブラウザーゲームもプレイできた。どうやらHTML5ベースのサイトは、問題なく動作するようだ。ニコニコ動画のような動画サイトの動画視聴も可能だった。意外に便利なのでは?
©2014 EXNOA LLC
この連載の記事
-
第7回
デジタル
【AMDチップス集】シーンを作って配信も可能!意外に知られていないAMD Software: Adrenalin Editionの便利な録画&配信機能をご紹介 -
第7回
デジタル
今さら聞けない画質を維持しつつfpsを上げるRSR&FSRの使い方【AMDチップス集】 -
第6回
デジタル
【AMDチップス集】ネットワーク対戦がないゲームも複数端末でプレイ可能!AMD Linkのマルチプレイ機能を使い方を解説 -
第5回
デジタル
【AMDチップス集】スマホからFPSチェックやゲーム録画などができる、今さら聞けない『AMD Link』の基本的な使い方 -
第4回
デジタル
【AMDチップス集】ウマ娘も追加可能!Steam以外のゲームをAMD Softwareに登録する方法とは -
第2回
デジタル
【AMDチップス集】今さら聞けないAMD Software: Adrenalin Editionホーム画面の活用方法(2022年7月版) -
第1回
デジタル
【AMDチップス集】誰でも簡単!AMD Radeonドライバーのインストール&更新方法(2022年6月版) - この連載の一覧へ