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T教授の「戦略的衝動買い」 第694回

MSの2画面スマホ「Surface Duo 2」を期間限定のバーゲン価格で衝動買い

2022年07月28日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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Duo系じゃないSurfaceデバイスのリフィル芯に対するパッションには凄さを感じる

 Surface スリムペン 2が届いて以来、イラストやレポートなどをたくさん描いてみたが、普段、E Ink版の電子ペーパーデバイスを使っている筆者には、どうしてもペン先と液晶画面の関係性が馴染めない。Surface Duo 2とSurfaceスリムペン 2の関係は「ボールペンとガラス板」の関係だ。ペン先がツルツル滑って気持ち悪いのを通り越した感じで、Surface Duo 2ではペンは諦めようかと思った。

 以前、このコラムに「マイクロソフトはスタイラスに関して極めて造詣が深い」という内容の紹介をしたことがある。過去に筆者がSurfaceペンを利用していた時に、同社が発売していたスタイラス用リフィルのこだわりに感動したからだ。

正直、Surface Duo 2のボールペンでガラス面に描く感覚は耐えられない。今回は他社製の「ペーパーライク保護フィルム」に救われた

 ところが今回は、もはや同じマイクロソフトとは思えない残念な有様だ。製品企画の担当者が別の人になったのか、こだわりを捨てたのかは分からないが、とにかく「ガラス板にボールペン」ではモノをきちんと描けないのだ。悩んでいるとSNSの友達からサードパーティ製の「ペーパーライク保護フィルム」と言う製品があることを教えて頂いた。

 読んで字の如く、ツルツル表面のガラス板を鉛筆で紙に描いているような、ざらざらしたペン先感覚に偽装してくれる液晶表面に貼るフィルムのようだ。ダメもとでポチッた2日後に商品は届いた。普段使いのスマホやタブレットにはまず100%保護フィルムの類は貼らない筆者だが、今回はマジに困っていたのですぐ貼ったのは言うまでもない。

「ペーパーライク保護フィルム」が存在しなかったらOneNoteは使っていない

 正直、同じSurfaceスリムペン 2で描いていても「ペーパーライク保護フィルム」貼るビフォーアフターでこれほど筆記感覚に大きな違いが出るとは思わなかった。おかげで今まで使うことにあまり積極的ではなかったOneNoteにどっぷりとハマってしまった。

 筆者はたぶんデフォルト設定だが、Surfaceスリムペン 2のトップボタン(テイル部分)をシングルクリックすることで自動的にOneNoteが起動し、ダブルクリックでスクショが撮れるように設定している。Surface Duo 2とスリムペン 2のユーザーは、OneNoteを極めて便利快適に使うことができるはずだ。

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