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知ってた? iPhone「マップ」便利機能〜「iOS 16」に登場する新機能も紹介

2022年07月16日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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お出かけに便利なiPhoneの「マップ」アプリの新機能を紹介

 iPhoneにはアップル純正の地図アプリ「マップ」がプリインストールされています。夏前のアップデートにより追加され、日本国内でも使えるようになった旅行&バーチャル旅行に便利な機能をまとめて紹介します。

 さらに、秋には正式リリースを控えるiPhone向けの次期「iOS 16」に追加が予定されている、マップアプリの新機能もおさらいしてみたいと思います。

自転車による旅行やワークアウトにも便利な「サイクリングマップ」

 毎度iOSのバージョンアップとともに、マップアプリに追加される機能は米国を起点に提供が開始されます。その後、使い勝手の改善を経て徐々に世界の各国と地域にも広がってきました。

 今年の5月から、日本でも初めて自転車による移動に最適化された「サイクリングの経路検索」が可能になりました。マップから目的地を選んで「経路」を検索。移動手段に並ぶ自転車をタップすると、自転車による移動に最適な道のりと所要時間・距離などの情報が表示されます。

経路検索から自転車のアイコンをタップするとマップアプリがおすすめのサイクリングルートを検索、提案します

 自転車の場合は交通量や、坂道が含まれているかなどの情報も重要な判断材料になります。自転車で移動できない、商店街などの歩行者専用エリアがあればマップ上に標識が表示されます。最も疲労することなく、目的地までスムーズに到達できるルートが見つかるように、検索条件として坂道や交通量の多い道路を「利用しない」ようにチェックを入れることもできます。

ルートナビゲーションのマップ画面にも自転車を手で押しながら出ないと入れない歩行者専用エリアが表示されます

 ルートを選択して「出発」をタップすると音声付きナビゲーションがスタートします。ナビゲーションのマップ上にも歩行者専用エリアが表示されます。サイクリングによる本格的な旅行や、いつもは自転車で訪れることのない街まで脚を伸ばしてみる小旅行、ワークアウトにもサイクリングマップは役立ちそうです。

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