このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第362回
1億画素カメラ/5G/FeliCaが入って4万4800円の超コスパ! 「Redmi Note 11 Pro 5G」レビュー
2022年07月09日 12時00分更新
一般的な腕前のゲーマーであれば
Redmi Note 11 Pro 5Gの性能に不満なし
さっそくパフォーマンスをチェックしてみましょう。定番ベンチマークを実施したところ、「AnTuTu Benchmark V9.3.8」の総合スコアは383837、「Geekbench 5.4.4」のMulti-Core Scoreは2040、「3DMark」のWild Lifeは1205を記録しました。
記事執筆時点(6月25日時点)でAnTuTu BenchmarkのランキングトップはRedMagic 7で、総合スコアは1042141です。つまりRedmi Note 11 Pro 5Gはその約37%のスコアということになります。
しかし、実際に人気バトルロイヤルゲーム「NEW STATE Mobile」などをプレイしてみると、特にストレスなくプレイ可能です。ハイレベルなプレイヤーであれば物足りなく感じる可能性はありますが、一般的な腕前のゲーマーであればRedmi Note 11 Pro 5Gの性能に不満を感じることは少ないでしょう。
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「AnTuTu Benchmark V9.3.8」の総合スコアは383837、「Geekbench 5.4.4」のMulti-Core Scoreは2040、「3DMark」のWild Lifeは1205
夜景モードで強い光源や看板の白飛びを強力に低減
Redmi Note 11 Pro 5Gは、リアカメラに約1億800万画素広角(F1.9、0.7μm、1/1.52)、約800万画素超広角(F2.2、FOV118度)、約200万画素マクロ(F2.4)を搭載しています。今回実機でテスト撮影してみましたが、ミドルクラスとは思えないしっかりとした描写を見せてくれました。
特に驚いたのが夜景モードの画質。強い光源や看板などの白飛びを強力に抑えつつ、全体的に明るい夜景を撮影できました。暗部ノイズなどはフラッグシップスマホよりも多めですが、白飛びの低減という点では遜色ないレベルに達しています。
【まとめ】コスパを最重要視して選ぶなら
最有力候補と言っても過言ではない端末
ボディーの側面にはややチープさを感じるものの、押し出しの強いカメラ部のデザインなど全体的には質感高くまとめられています。望遠カメラを搭載していないので10倍デジタルズームの画質はそれなりですが、約1億800万画素広角カメラの画質はミドルクラスの範疇にとどまらないレベルです。この端末が実売価格4万円切りで購入できるのは正直驚きを隠せません。
約1億800万画素カメラ、5G、FeliCa(おサイフケータイ)、ストレージ128GBと、押さえるべきところにしっかりとコストをかけており、コストパフォーマンスを最重要視してスマホを選ぶなら、最有力候補と言える端末です。
シャオミ「Redmi Note 11 Pro 5G」の主なスペック | |
---|---|
ディスプレー | 6.67型有機EL(20:9)120Hz対応 |
画面解像度 | 1080×2400ドット |
サイズ | 約76.1×164.1×8.12mm |
重量 | 約202g |
CPU | Snapdragon 695 5G 2.2GHz+1.8GHz(オクタコア) |
メモリー | 6GB |
ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大1TB) |
OS | MIUI 13(Android 11) |
対応バンド | 5G NR:n3/28/41/77/78 LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17 /18/19/20/26/28/38/40/41/42 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/9/19 4バンドGSM |
無線LAN | IEEE802.11ac |
カメラ画素数 | 約1億800万画素 +約800万画素(超広角) +約200万画素(マクロ) イン:約1600万画素 |
バッテリー容量 | 5000mAh(67W対応) |
生体認証 | ○(側面指紋、顔) |
FeliCa/NFC | ○/○ |
防水/防塵 | ×/○(IPX3、IP5X) |
USB端子 | Type-C |
イヤホン端子 | ○ |
カラバリ | グラファイトグレー、ポーラーホワイト、アトランティックブルー |
価格(SIMフリー版) | 4万4800円 |
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