ヤッホーと叫びたくなるほどの高性能! 高尾山の頂上で「ONEXPLAYER mini」(Ryzen版)を遊んでみた
2022年07月17日 11時00分更新
通信環境さえあればどこでもゲーム!
てなわけで、高尾山へ行ってきたぞ!
ハンドヘルドゲーミングPCとなる本機。やはり家でチマチマと操作しているのも飽きたところなので、実際に外に出て大空の下、開放感いっぱいな環境でゲームを遊んでみようと思う。ということで、京王線に乗り込んで高尾山口駅へ向かった。
そう、目指すは高尾山だ。
日頃の行ないが良かったのか、梅雨時だというのに天気が回復する兆しを見せ、山を登る足も心なしか軽く感じてきている。決して運動不足による酸欠状態ではないはずだ。
とはいえ湿度と汗でやや疲れ気味なので、薬王院有喜寺の前でゲーム休憩。ONEXPLAYER miniも特に問題なくゲームが動作しているので快適だった。
運動不足の筆者の心を折りに来ているような階段を超えたりしつつも、ケーブルカー駅から45分ほどで山頂に到着。ここからは富士山や八王子市を一望でき、条件が整えば横浜まで見渡せる絶景スポットということで、否が応でも期待に胸が膨らむわけである。
担当編集との電話で冗談ながらも、「ハンドヘルドPC持って高尾山とか登っちゃいます? なんつって」とかいっていたわけだが、ようやく出口が見えてきたという感じで、感慨深いものがある。「もうラメぇ!」と悲鳴を上げる足にムチを打ち、山頂へと到達! だがしかし……。
……いや、わかってましたよ。梅雨時で、曇りなのか雨なのか怪しい天気の中での登山なわけで、こういうこともあるんだろうなと思ってはいた。でも、途中で微妙に天気が好転したので淡い期待を持ってしまったわけで、結果はこのとおり。でも無事ONEXPLAYER miniでゲームをしながらの登頂は達成ってことでひとつ。
しかも、雨脚が強まってきたりと徐々に残念な気持ちが強くなってきたので、東屋の下で休憩を兼ねたゲーム。ジメジメする湿度の中で汗だくになりながらの登山で癒されるにはゲームしかないってことで、Apex Legendsをプレイ。高尾山山頂でチャンピオンという頂に挑むという面倒な状況なわけだが、無事中盤で全滅。きっと疲労のせいである。
以上、ハンドヘルドゲーミングPCであるONEXPLAYER mini Ryzenを見てきた。CPU内蔵のGPUということで、いわゆるゲーミングPC向けのGPUと比較するとパワー不足は否めず、最新のグラフィックが重いゲームをゴリゴリ遊ぶのには正直向いていない。
しかし、少し前のゲームであればグラフィック設定などを見直すことで十分遊べるレベルであることも確かではある。
また、出先で通信環境を用意できるというのであれば、Microsoftの「Xbox Game Pass」のストリーミングサービスを利用するといったことも可能なので、遊び方はユーザー次第だ。うーん、筆者としては結構ほしいっすね、ONEXPLAYER mini。
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