ヤッホーと叫びたくなるほどの高性能! 高尾山の頂上で「ONEXPLAYER mini」(Ryzen版)を遊んでみた
2022年07月17日 11時00分更新
Ryzen 7 5800Uのパフォーマンスを確認
ここからは、本機で実際にゲームを動かしてみた際のパフォーマンスを見るため、いくつかのベンチマークテストを行なった。
ベンチマークテストで使用したゲームタイトルは、『Apex Legends』とデモ版『モンスターハンターライズ:サンブレイク』、『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク』、『FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク』。加えて、ゲーム用ベンチマークソフトの『3DMark(Version 2.22.7359)』と、PCの総合スコアを測る『PCMark 10(Version 2.1.2563)』も使った。
なお、本機で使用されているディスプレーは60Hz駆動となっている。なので読者が実際に使用するときは、60fpsをターゲットフレームレートとしてグラフィック関連の調節をするといいだろう。
まずは、多人数バトルロイヤルゲームとして不動の人気を誇るApex Legendsでチェックしてみた。本機の最大解像度1920×1200ドットでの動作だが、テクスチャーやアンチエイリアスといったグラフィック周りの設定を一番低くしても正直厳しいといえる。そこで解像度を1400×900ドットに落としてみたところ、平均fpsが68といった状態に。これなら遊べるレベルといっていいだろう。
続いてはモンスターハンターライズ:サンブレイク(体験版)。こちらはデフォルトで設定を調整せずとも平均fpsは42だったが、プレイしていて特に問題を感じることなく遊べた。60fps張り付きを狙うのであればいくつかの項目を調整すれば容易にできるだろう。
ベンチマークテストの定番タイトルともいえるファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマークの結果は、3244と厳しい結果に。MMORPGということで本機のターゲット層とは違うとは思うが、快適さは望めないだろう。
次も定番であるFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク。こちらは解像度に1920×1200ドットがないので、標準的な1920×1080ドットでの計測となる。その結果、スコアは1893の動作困難という結果に。実際にプレイしたいのであれば、解像度を下げたり描画周りの調整が必須となる。
ゲーム関連のベンチマークテストのラストはおなじみの3DMarkだ。「Fire Strike」のスコアは3509、「Time Spy」では1411とまずまずな結果となった。
ゲーマーをメインターゲットとしている本機だが、それ以外の用途ではどれだけのポテンシャルを秘めているのかという点をPCMark 10で確認。
「Digital Content Creation」についてはやや伸びきらずといった感じだが、「Essentials」と「Productivity」に関してはひと世代前のCPUに肩を並べるくらいのパフォーマンスを発揮している。出先でちょろっとデータ確認とかには向いているのかもしれない。
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