定番の味わい、マーラーは辛いもの好きにもオススメ
マーラーは、花椒オイルとチリパウダーによる辛さが魅力のスープ。タムジャイサムゴーとしても定番のスープなのだとか。
「マーラーということは、とっても辛いの?」と怖がらないでください。タムジャイサムゴーのスープ、辛さは10通りから選べます(※クリアとサンラーは除く)。
もっとも辛さを抑えた「10小辣」から、「5小辣」「4小辣」「3小辣」「2小辣」の順で辛くなっていきます。数字が小さくなるほど辛いのですね。さらに辛くしたい場合は「小辣」「中辣」「大辣」「特辣」も揃っています。
小辣以上は、2小辣を食べたことがある人のみ選べる……ということだそう。ちなみに、まったく辛くない「不辣」もあります(マーラーは「10小辣」から選択できます)。
今回は、辛いものが大好きというアスキーグルメのナベコが、マーラーの2小辣を実食。具材に「豚バラチャーシュー」(190円)、「チンゲン菜」(110円)、「油揚げ」(90円)を追加しました。
ナベコ「初のミーシェン、マーラーの2小辣に挑戦です! スープの見た目から刺激的な感じはわからなかったけど、近くでのぞき込むと、うっすらと赤~い花椒オイルが浮かんでいるのがわかりました。びりびりとシビれるような香気も立ち上がっていて、辛いもの好きとしては期待十分」
「スープをすすると、花椒、チリパウダーの刺激と一緒にたっぷりの旨味が口に入ってきます。薬膳火鍋などでいただく、麻辣しゃぶしゃぶのおだし(スープ)のようなお味です。普段食べているラーメンなどと比較すると、塩味がガツンと濃いわけではなく、あっさりした味に感じました」
「麺はスープになじむ優しい食感。今まで食べたことのある麺で例えると、麻辣しゃぶしゃぶのシメにうどんを入れたような、ラーメンとはまた違った感覚です。とはいえ、つるつる、もちもちとした食感は他にない感じでびっくり」
「追加で入れたトッピングで気に入ったのは油揚げ。辛味があるスープを吸って、おいしく、食べやすくしてくれます。豚バラチャーシューは間違いない具材ですし、やや苦みのあるチンゲン菜の風味もスープによく合います」
「辛いもの好きとしては、2小辣で最初は『全然いける!』でしたが、じょじょに辛さが増してきて後の方で『カラーイ』になってきました。食べ終わる頃には舌はチリチリで身体は汗だく。この感じがハマりそうなので、次も同じ辛さで頼みたいです」
辛さだけでなくコクや口当たりのよさをかねそなえた、やみつき感のあるマーラーのスープは、まさにタムジャイサムゴーのミーシェンを代表する味わい。他では味わえないオリジナリティーを持っています。