電気自動車の「RZ」も公開
新型RX発表会では、BEV専用モデル「RZ」の詳細を世界初公開。レクサスは2019年に「2030年に全カテゴリでBEVフルラインアップを実現し、2035年にはグローバルで100%のBEV販売を目指す」という電動化ビジョンを発表しています。RZはLEXUS初のBEV専用モデルとして開発を進めているモデルになります。
寸法は全長4805mm、全幅1895mm、全高1635mmに、ホイールベース2085mmと、ちょうとNXとRXの中間に位置するサイズ。総電力量71.4kWhのバッテリーを搭載し、走行距離は約450km。出力はフロント150kW、リア80kWを想定しています。
エクステリアはスピンドルグリルを発展させた「スピンドルボディ」が印象的。エンジン車ではグリルに冷却用の穴をあけていましたが、BEVでは必要ありませんので、フロントバンパーからサイドへと流れる形状へと変わっています。
インテリアは開放的でありながらコクピット感も十分。従来の円形ステアリングに加え、ドライバーとクルマがより一体化するよう、ステアリングを持ち変える必要のない形状のタイプも開発中とのこと。
走りの面では、新4輪駆動力システム「DIRECT4」と、ステアバイワイアシステムによる意のままのコントロールができるほか、EVらしいシームレスな加速感とトルクフルな躍動感が楽しめるそうです。
発売時期等は明らかにされませんでしたが、ほぼほぼ完成しているのでは? と思えるほどの1台。BEV時代でもレクサスは私たちに「アメージング・エクスペリエンス」を提供してくれること間違いなさそうです。