ソニーは6月1日、α(Alpha) Eマウントレンズとして、超広角パワーズームのGレンズ「E PZ 10-20mm F4 G」、大口径広角単焦点のGレンズ「E 15mm F1.4 G」、および超広角単焦点レンズ「E 11mm F1.8」の計3本のAPS-C対応レンズを発表した。いずれも6月24日発売予定。
静止画に加え、Vlogなどの動画も高品位かつ快適に撮影できるαシステムレンズ。新たにレンズ3本の発売により、ソニーのEマウントレンズは計70本に拡充したという。
E PZ 10-20mm F4 Gは、開放F値4の明るさで焦点距離10~20mm(35mm判換算15~30mm相当)のズーム域をカバーし、最大径69.8mm×長さ55mmと世界最小・最軽量をうたうコンパクトなズームレンズ。パワーズーム機構の搭載により幅広いズーム速度の静粛なコントロールを可能にし、撮影者が求める多彩な表現を実現。ズーム時のレンズの全長が変わらないインナーズーム構造でレンズの重心変動が少なく、ジンバル使用時などでも安定した撮影が可能。実売価格は10万円前後の見込み。
E 15mm F1.4 Gは、高解像と大口径F1.4の明るさを活かした美しいぼけ描写が可能となり、最短撮影距離0.2m(AF時)/0.17m(MF時)、最大撮影倍率0.12倍(AF時)/0.15倍(MF時)の高い近接撮影能力を備える。最大径66.6mm×長さ69.5mm。実売価格は10万円前後の見込み。
IE 11 mm F1.8は最大径66mm×長さ57.5mmのコンパクトながら大口径F1.8を活かした美しいぼけ描写、焦点距離11mmの背景を広く取り入れたダイナミックな表現ができる超広角大口径単焦点レンズ。自撮りなどの動画撮影をはじめ日常シーンやスナップ撮影にも適している。実売価格は7万円前後の見込み。