5月20日、Windows 11 Insider Preview Build 25120がリリースされた。ARM64デバイスにも対応していたり、ISOファイルもリリースしてクリーンインストールできるようになっている。ISOファイルは「Windows Insider Preview Downloads」(https://www.microsoft.com/en-us/software-download/windowsinsiderpreviewiso)からダウンロードできる。
また、今回のバージョンでは、マイクロソフトは新しい機能をテストしている。Windows 11のデスクトップに検索フォームを配置しているのだ。ここにキーワードを入力すると、Edgeブラウザーが起動し、Bingの検索結果ページが表示される。検索バーに途中まで入力すると、Bingの検索候補が表示される。URLを直接入力することも可能だ。
もし、デスクトップの検索フォームが不要であれば、非表示にすることもできる。デスクトップの右クリックメニューから「その他のオプションを表示」をクリックし、「Show Serch」のチェックを外せばいい。
マイクロソフトはこのビルドから、Windowsデスクトップで軽量のインタラクティブコンテンツを公開することを検討しはじめているという。同様の機能はウィジェットにも搭載されており、どちらが使われるのか調べているのだと考えられる。
確かに、検索のためにウィジェットを開くなら、ブラウザーを起動しても同じ手間で済む。デスクトップから直接検索できるのは確かに時短につながるかもしれない。ただし、正式に搭載する場合、既定のブラウザーで表示してもらいたいところ。ウィジェットから検索結果を開く場合も、強制的にEdgeブラウザーが開くので、期待はできないかもしれないが、その場合は使われる頻度も減ることだろう。
この機能はA/Bテスト中で、Insider Previewユーザーでも利用できないことがある。また、正式版に搭載されると限らないので、今後のブラッシュアップに注目したい。
なお、Insider Preview Build 25120にしているのに、検索フォームが表示されない場合、どうしても使いたいなら強制的に表示することもできる。
Github(https://github.com/thebookisclosed/ViVe)から「 ViVeTool-v0.2.1.zip」(3月14日現在)をダウンロードして、管理者権限で開いたコマンドプロンプトで「vivetool addconfig 37969115 2」と入力。Windows 11を再起動すると、検索フォームが現れる。
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