ソフトバンクは5月25日、長時間かつ広範囲での安心・安全なドローンの運用の実現に向けて、3次元測量が可能なドローン向けのレーザースキャナーや、ハイブリッドドローンなどの開発・販売を行なうアミューズワンセルフと技術提携したと発表した。
ドローンにおいては今後、規制緩和によって有人地帯における補助者なしの目視外飛行（レベル4）が可能になることで、これまで以上に広範囲なエリアや用途でドローンの活用が進むと考えられている。
そこで同社は、アミューズワンセルフのレーザースキャナーによる測量で高精度な3次元地図を作成し、ドローンの目視外飛行のシミュレーションなどに活用する技術検証を開始する。
また、6時間以上の長時間飛行が可能なアミューズワンセルフのハイブリッドドローンを、2022年秋ごろをめどに「SoraSolution（ソラソリューション）」のラインアップとして追加する予定だという。
さらに今後は、ソフトバンクの通信技術や高精度測位サービス「ichimill（イチミル）」などの各種サービスと、アミューズワンセルフをはじめとする外部の企業の技術やサービスを組み合わせながら、長時間かつ広範囲でドローンを安心・安全に運用するための運用基盤を構築し、「SoraSolution」でのサービス展開を目指すとしている。
発表の詳細についてはこちらも参照。
